突入電流(ラッシュ・カーレント)の抑制
 電源のコード等、電源回路の抵抗を無くすと、電源を投入時、2次回路に接続してある大型電解コンデンサーは、抵抗が「0」オームに等しいので、2次回路に大電流がながれ、トランスや、整流器、電源投入SW、大型電解コンデンサー自身にも悪影響を与える。 電源SWや温度保護のサーミスターが入っている場合、これを取り除き、リレー接点に置き換えるだけで、電源コード交換の数10倍になる事が多い。
 真空管AMPでも、ヒーターが暖まらない(電子が生まれない)内に、高電圧が各回路に掛かるため、コンデンサーが通常使用状態の電圧より、はるかに高い電圧にさらされる。 最近の高級真空管AMPは高圧回路にも、大きな容量のコンデンサーを使用しているので、この抑制回路が組み込まれているものが多い。
 原理は、簡単です。 電源投入時に、抵抗を直列にいれ、かかる電圧を低くするのです。 1定時間経過後、直列抵抗を取り除きます。 
Musical Fidelity A−1000.    修理の様子はこちら参照
Musical Fidelity A−1000. 2台目  修理の様子はこちら参照
Musical Fidelity A−1000. 3台目  修理の様子はこちら参照

Julius Futter Man OTL AMP   修理の様子はこちら参照
SAE(Scientific Audio Electronics) A1001)   修理の様子はこちら参照
SAE MAK2600     修理の様子はこちら参照

Mcintosh MC275. 2台目   修理の様子はこちら参照
Michaelson & Austin TVA−1. 3台目   修理の様子はこちら参照
Michaelson & Austin TVA−1. 6台目   修理の様子はこちら参照
LUX KMQ60. 2台目     修理の様子はこちら参照

YAMAHA B−1. 13台目   修理の様子はこちら参照
YAMAHA B−1. 12台目   修理の様子はこちら参照
YAMAHA B−1. 8台目    修理の様子はこちら参照
Mcintosh Mcintosh MC60. 7台目    修理の様子はこちら参照
Mcintosh Mcintosh MC60. 8台目    修理の様子はこちら参照
 
* 電源SWの改良例 (Musical Fidelity A−1000 )
                 修理前、この小さなSWでメインAMPの電源線の両方を「ON=入り」「OFF=切り」していた.
                 修理の様子はこちら参照
    上=修理前、  下=修理後
 電源SWの改良例 遅延リレー組み込み (Musical Fidelity A−1000 ) 修理の様子はこちら参照
                 電源部にリレーを2個新設=真ん中下に見える物。
                 トロイダル・トランスを使用しているので、「2段階(steps)」に電源を投入する。
                 上右=新設した制御用電源部 右端=ラッシュ・カーレント(突入電流)防止用セメント抵抗
* 電源SWの改良例 遅延リレー組み込み (Musical Fidelity A−1000 2台目 ) 修理の様子はこちら参照
    上=修理前、  下=修理後
電源SWの改良例 遅延リレー組み込み (Musical Fidelity A−1000 2台目 ) 修理の様子はこちら参照
                 電源部にリレーを2個新設=真ん中下に見える物。
                 トロイダル・トランスを使用しているので、「2段階(steps)」に電源を投入する。
                 右端=ラッシュ・カーレント(突入電流)防止用セメント抵抗。
* Musical Fidelity A−1000. 3台目 修理の様子はこちら参照
    上=修理前、  下=修理後
修理・改造後。 電源部上から見る、リレーによる電源入り切り、およびラッシュカーレント抑制回路新設。
                電源部にリレーを2個新設=真ん中下に見える物。
                トロイダル・トランスを使用しているので、「2段階(steps)」に電源を投入する。
                右端=ラッシュ・カーレント(突入電流)防止用セメント抵抗。修理の様子はこちら参照
*. 電源投入リレーに遅延回路組み込( Julius Futter Man OTL AMP)
       上=ラッシュ・カーレント(突入電流)で焼けたリレーの可動接点。
       下=焼けた電源投入リレーの固定接点。
                 修理の様子はこちら参照
 増設した遅延回路、その下に電源1次投入リレー。  修理の様子はこちら参照
*. 電源投入リレー+遅延回路組み込(SAE A1001)
                       修理の様子はこちら参照
*. 電源投入リレー+遅延回路組み込(SAE MAK2600)
                       修理の様子はこちら参照
*. 真空管AMPの場合(Mcintosh MC275)
      高い遅延回路を使わず、サーミスターを使用した例その1、 上の真ん中の黒い丸2個。
      完全に抵抗が0オームには成らないが、費用は1/100位なので、メーカーは採用する。
      安い機器では無いのだから、本来は遅延リレーを採用すべき?
 高い遅延回路を使わず、サーミスターを使用した例その2、 上の真ん中の黒い丸2個。
 高い遅延回路を使わず、サーミスターを使用した例 拡大
      約1〜3オームの抵抗が、トランスの100V回路に入っているのと同じです。
      電源コードを替えても0.0*のオーダーが変化するくらい。比較に成らない大きさです。      
*. 真空管AMPの場合2(Michaelson & Austin TVA−1)
          高圧倍電圧回路のコンデンサー容量を増強したので、新規に組み込み。 修理の様子はこちら参照
*. 高圧倍電圧回路のコンデンサー容量を増強したので、新規に組み込み。 修理の様子はこちら参照
*. LUX KMQ60. 2台目。 修理の様子はこちら参照
*ブロック電解コンデンサー交換の為 (YAMAHA B−1.13台目 )
         製作ブロック電解コンデンサーが良いので、電源ヒュズ(5A)が飛ぶ事があるので組み込み。
                   修理の様子はこちら参照
*. ブロック電解コンデンサー交換の為 (YAMAHA B−1 初期型 )
         製作ブロック電解コンデンサーが良いので、電源ヒュズ(5A)が飛ぶ事があるので組み込み。
                   修理の様子はこちら参照
*. YAMAHA B−1. 8台目    修理の様子はこちら参照
*. Mcintosh Mcintosh MC60. 7台目    修理の様子はこちら参照
    真空管AMPでも、ヒーターが暖まらない(電子が生まれない)内に、高電圧が各回路に掛かるため、
    コンデンサーが通常使用状態の電圧より、はるかに高い電圧にさらされる。
    又、プレート電圧が高いので、グロー放電防止にも効果あり。
    半導体アンプと異なり、15〜20秒に設定する。
*. Mcintosh Mcintosh MC60. 8台目    修理の様子はこちら参照
    真空管AMPでも、ヒーターが暖まらない(電子が生まれない)内に、高電圧が各回路に掛かるため、
    コンデンサーが通常使用状態の電圧より、はるかに高い電圧にさらされる。
    又、プレート電圧が高いので、グロー放電防止にも効果あり。
    半導体アンプと異なり、15〜20秒に設定する。
        
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