Onlife Research U−22.2台目修理記録
平成25年4月15日到着   6月18日完成
*Dynavector PS-1*Onlife Research U−22.2台目ユーザ
A. 修理前の状況
  • インターネットでU22の修理の様子を拝見しました。
    私のU22は使い始めて35年くらいたちます。ボリュームに少しガリが ありますがまだ十分に楽しめています。
    ただネットでの修理の様子を 拝見しまして、もっと音が良くなりまたまだまだ使えるようになるならと メールしました。

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • SW、VRに接触不良あり。
    真空管MT9ピンに接触不良あり。
    歪みが多い。

C. 修理状況
  • テフロン絶縁MT9ピンソケットに交換。
    フイルムコンデンサー交換。
    電解コンデンサー増量・交換。
    配線手直し、補強。
    高圧電解コンデンサー増量・交換、「ElNA Cerafine」2本含む。
    テフロン絶縁RCA端子に交換。
    3Pインレットに交換。 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。

U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定

K. 前パネルとケースの塗装

D. 使用部品
  • テフロン絶縁MTソケット                6個。
    フイルムコンデンサー                 10個。
    電解コンデンサー                    8個。
    高圧電解コンデンサー                 6個、「ElNA Cerafine」2本含む。
    テフロン絶縁RCA端子                20個。
    3Pインレット                       1個。 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。

E. 調整・測定

F.上位測定器による 調整・測定

G. 修理費    127,000円     <<オーバーホール修理>>
                           <<但し、真空管は別途です>>

Y. ユーザー宅の設置状況

S. ONLIFE Research U−22 の仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中、 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る
A132. 点検中 電源コードを3Pインレットに交換。
A133. 点検中 入出力RAC端子郡、テフロン絶縁製の交換。
A14. 点検中、 後左から見る。
A21. 点検中、 上から見る
A22. 点検中 上蓋を取り、上から見る
A23. 点検中 上蓋を取り、上から見る、清掃後。
A31. 点検中、 下前から見る。
A32. 点検中、 下前左から見る。
A33. 点検中、 下後から見る。
A34. 点検中、 下後右から見る。
A41. 点検中、 下から見る。
A412. 完成後、 下から見る。
A42. 点検中 前パネル裏見る
A51. 点検中 真空管ソケット
A52. 点検中 右側の「テフロンソケット」を使用。
A53. 点検中 電源ブロック電解コンデンサー、左の「ELNA Cerafin」を使用する。
A54. 点検中 電源ブロック電解コンデンサー、 右の「TMC」を使用する。
T. バラック修理で測定
T0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E24. AUX 1kHz入力、R側出力電圧=1V、 2.3%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 3.1%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
C. 修理状況
C11. 修理前 AMP−A
C12. 修理後 AMP−A
C13. 修理前 AMP−A裏
C14. 修理後 AMP−A裏
C21. 修理前 AMP−A基板
C22. 修理後 AMP−A基板
C23. 完成AMP−A基板、 洗浄後防湿材を塗る。
C24. 修理前 AMP−A基板裏
C25. 修理(半田補正)後 AMP−A基板裏
C26. 完成AMP−A基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C27. 修理(交換)前 真空管ソケット
C28. 修理(交換)後 真空管ソケット
C29. 修理(交換)後 真空管ソケット、ブロック電解コンデンサ−「ElNA Cerafine」に交換
C31. 修理前 AMP−B
C32. 修理後 AMP−B
C33. 修理前 AMP−B裏
C34. 修理後 AMP−B裏
C41. 修理前 AMP−B基板
C42. 修理後 AMP−B基板
C43. 完成AMP−B基板、 洗浄後防湿材を塗る。
C44. 修理前 AMP−B基板裏
C45. 修理(半田補正)後 AMP−B基板裏
C46. 完成AMP−AB板裏、、 洗浄後防湿材を塗る。
C47. 修理(交換)前 真空管ソケット
C48. 修理(交換)後 真空管ソケット
C49. 修理(交換)後 真空管ソケット、ブロック電解コンデンサ−「ElNA Cerafine」に交換
C4A. 修理前 AMPユニットコネクターピン
C4B. 修理(清掃)後 AMPユニットコネクターピン
C51. 修理中 ツマミを洗浄、タバコのヤニが浮いてくる。
C52. 修理後 ツマミのマーク(白表示)を流し込む。
C61. 修理前 AC電源コード
C62. 修理後 3Pインレットソケットに交換
C71. 修理前 出力RCA端子+テープ入出力RCA端子。
C72. 修理(交換)後 出力RCA端子+テープ入出力RCA端子。
C81. 修理前 入力RCA端子
C82. 修理(交換)後 入力RCA端子
C91. 修理(清掃)前 入力切り替えSW
C92. 修理(清掃)後 入力切り替えSW
C93. 修理(清掃)中 モード切り替えSW
C94. 修理(清掃)後 モード切り替えSW
C95. 修理前 テープモニターSW
C96. 修理(清掃)後 テープモニターSW
C97. 修理前 トーンSW
C98. 修理(清掃)後 トーンSW
CA1. 修理前 電源部
CA2. 修理後 電源部
CA3. 修理前 電源部裏
CA4. 修理後 電源部裏、 フイルムクコンデンサー1個追加。
CB1. 交換した部品
CB2. 交換した部品2
CB3. 交換部品、高圧ブロック電解コンデンサー。
                   左=47μ×2/450WV、右=新しい物100μ×2/500WV。
CB4. 交換部品、低圧ブロック電解コンデンサー。
                    左=2200μ×2/25WV、右=新しい物4700μ×2/50WV。
CF1. 修理前 上から見る
CF2. 修理後 上から見る
CF3. 修理前 後から見る
CF4. 修理後 後から見る
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. AUX 50Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.26%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.37%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. AUX 100Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.179%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.181%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. AUX 500Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.108%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.109%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX 1kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.094%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.099%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. AUX 5kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.131%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.132%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E26. AUX 10kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.177%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.177%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. AUX 50kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.19%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.19%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E28. AUX 100kHz入力、R側出力電圧=0.46V、 0.25%歪み。
                    L側出力電圧=0.46V、 0.24%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM 50Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.36%歪み。
                 L側出力電圧=1V、 0.36%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM 100Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.21%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.22%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E33. MM 500Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.15%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.14%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM 1kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.16%歪み。
                 L側出力電圧=1V、 0.15%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM 5kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.36%歪み。
                 L側出力電圧=1V、 0.28%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E36. MM 10kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.56%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.40%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM 50kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.28%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.25%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E38. MM 100kHz入力、R側出力電圧=0.5V、 0.32%歪み。
                   L側出力電圧=0.5V、 0.32%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E5. その時のVUメーター指示
E6. 完成  24時間エージング。 右は HEGEL H4A
F. 上位測定器による 調整・測定
F1. 下のオーディオアナライザーで自動測定
F21. 入出力特性測定(AUX入力)。
             AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
             左出力=薄(細い)色、 右出力=濃い(太い)色
F22. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最大。
             AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
             左出力=薄(細い)色、 右出力=濃い(太い)色
F23. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最小。
             AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
             左出力=薄(細い)色、 右出力=濃い(太い)色
F24. 歪み率特性測定(AUX入力)。
             AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax。
             左出力=薄(細い)色、 右出力=濃い(太い)色
F3. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−1。
              MM入力 入力電圧=2mV一定入力 VRはmax。
              左出力=薄(細い)色、 右出力=濃い(太い)色
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定
U0. 付属真空管「12AX7(ECC83)」。 
        左からA1本目.A2本目「12AU7」.A3本目.B1本目.B2本目「12AU7」.B3本目。
      真空管ハンドブック(規格表)の12AX7(ECC83) 相互コンダクタンス=1600μmho
         「Ep=250V、Ip=1.2mA、Eg1=−2V」
      真空管ハンドブック(規格表)の12AU7 相互コンダクタンス=2200μmho
         「Ep=250V、Eg1=−8.5V」。
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 (1960/1962ナショナル真空管ハンドブック、インプレス オーディオ用真空管マニアル、RC−30 Receiving Tube Manualより)
付属真空管「12AX7(ECC83)」。 左からA1本目.A2本目「12AU7」.A3本目.B1本目.B2本目「12AU7」.B3本目。
U11. 付属A1本目「12AX7」 ユニット1。 Gm測定=2100μmho、IP=1.74mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U12. 付属A1本目「12AX7」ユニット2。 Gm測定=2100μmho、IP=1.77mA。
U21. 付属A2本目「12AU7」ユニット1。 Gm測定=2600μmho、IP=11.83mA。
        Cレンジ=6000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−8.5V」
U22. 付属A2本目「12AU7」ユニット2。 Gm測定=2880μmho、IP=13.47mA。
U31. 付属A3本目「12AX7」ユニット1。 Gm測定=2100μmho、IP=1.58mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U32. 付属A3本目「12AX7」ユニット2。 Gm測定=2300μmho、IP=2.06mA。
U41. 付属B1本目「12AX7」 ユニット1。 Gm測定=2300μmho、IP=2.03mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U42. 付属B1本目「12AX7」ユニット2。 Gm測定=2100μmho、IP=1.78mA。
U51. 付属B2本目「12AU7」ユニット1。 Gm測定=2880μmho、IP=12.78mA。
        Cレンジ=6000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−8.5V」
U52. 付属B2本目「12AU7」ユニット2。 Gm測定=3360μmho、IP=13.77mA。
U61. 付属B3本目「12AX7」ユニット1。 Gm測定=2200μmho、IP=1.91mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U62. 付属B3本目「12AX7」ユニット2。 Gm測定=2300μmho、IP=1.99mA。
測定電源は安定化(電圧・周波数)電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。
測定器に挿入する前に、十分ヒーターを暖めて置く。
K. 前パネルとケースの塗装
K11. 塗装前 前パネル。
K12. 塗装後 前パネル。
K13. 完成 前から見る。
K21. 塗装前 上ケース(蓋)。
K22. 塗装後 上ケース(蓋)。
K23. 完成 上から見る。
K31. 塗装前 ケース右横。
K32. 完成 右から見る。
K33. 塗装前 ケース左横。
K34. 完成 左から見る。
K41. 塗装前 ケース後。
K42. 完成 後から見る。
K43. 塗装中 炎天下にさらし、焼き付ける。
Y. ユーザー宅の設置状況
Y1. 設置状況.
S. Onlife Research U−22 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 コントロールアンプ U−22
発売年度・販売当時の価格 黒パネル=1976年頃、135,200円
        1970年頃、158,000円
白パネル=1976年頃、113,000円
周波数特性 RIAA=30Hz〜15kHz ±0.5dB、 FLAT=32〜32,000Hz±0.5dB
入力感度/入力インピーダンス Phono=1.8mV/47kΩ、
AUX=88mV/120KΩ、 TUNER=88mV/120KΩ、 TAPE=88mV/120KΩ
SN比 Phono=65dB(入力短絡)、 AUX=65dB、 TUNER=75dB
RIAA偏差 ±0.5dB
Phono許容入力 400mV
歪率 0.4%(Phono-Pre out、定格入力時)
最大ノンクリップ出力 22V
トーンコントロール CR型
入出力端子 Phono=3系統、 Aux=2系統、 Tuner=1系統、 Tape=1系統、 Pre out=2系統
使用真空管 ECC83(12AX7)=4本、 ECC82(12AU7)=2本
電源 AC100V 45W
外形寸法 幅440×高さ150×奥行265mm
重量 7.2kg
                         u-22_23n
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