KENWOOD L−01T.修理記録
平成26年7月20日到着   12月5日完成
A. 修理前の状況
  • 量販店よりの修理依頼。
    KENWOOD修理不可製品。
    全く受信出来ず。
    ダイヤル指標が83.5MHz以下に動かない。


B. 原因
  • 経年変化による劣化。
    IC4個不良。


C. 修理状況
  • RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整。
    配線手直し、補強。
    半固定VR交換。
    OP−AMP交換。
    IC交換。
    割れダストコア交換。
    電解コンデンサー交換。
    バリコン軸駆動機構修理。

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)        80個。
    半固定VR                                 11個。
    OP−AMP                                2個。
    IC                                      7個。
    ダストコア                                 1本。


E. 調整・測定

. 修理費  店経由なので非表示     オーバーホール修理

S. KENWOOD L−01T の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A13. 点検中 前右から見る
A15. 点検中 後から見る
A16. 点検中 後左から見る
A18. 点検中 上から見る
A19. 点検中 上ケースを取り、上から見る。
A1A. 点検中 上ケース・シールドを取り、上から見る。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A252. 点検中 下から見る。 14年6月23日メーカーの修理標。
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る。
A27. 点検中 下蓋・シールド取り、下から見る。
A31. 点検中 過去の修理で、下蓋に鋏まれて潰れた同軸。
C. 修理状況
C11. 修理前 電源基板
C112. 修理中 電源基板、電解コンデンサーを固定した接着材、トルエンを使用したのでしょう、金属を腐食します。
C113. 修理中 電源基板、電解コンデンサーを固定した接着材を取り除き、コート液を塗る。
C12. 修理後 電源基板 電解コンデンサー23個交換
C13. 修理前 電源基板裏
C14. 修理(半田補正)後 電源基板裏 フイルムコンデンサー4個追加。
C15. 完成電源基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C16. 修理前 電源基板裏ラッピング
C17. 修理後 電源基板裏ラッピング線に半田を浸み込ませる。
C21. 修理前 メイン基板
C212. 修理中 メイン基板、電解コンデンサーを固定した接着材。
C213. 修理中 メイン基板、電解コンデンサーを固定した接着材を取り除き、コート液を塗る。
C214. 修理中 メイン基板、電解コンデンサーを固定した接着材2。
C215. 修理中 メイン基板、電解コンデンサーを固定した接着材2を取り除き、コート液を塗る。
C22. 修理後 メイン基板 半固定VR11個、IC7個、OP-AMP2個、電解コンデンサー54個交換 
C23. 修理前 メイン基板裏
C24. 修理(半田補正)後 メイン基板裏
C25. 完成メイン基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C26. 修理前 メイン基板裏ラッピング線。
C27. 修理後 メイン基板裏ラッピング線に半田を浸み込ませる。
C28. 修理前 メイン基板裏ラッピング線2。
C29. 修理後 メイン基板裏ラッピング線2に半田を浸み込ませる。
C31. 修理前 フロントエンド基板。
C312. 修理中 フロントエンド基板、電解コンデンサーを固定した接着材。
C313. 修理中 フロントエンド基板、電解コンデンサーを固定した接着材を取り除き、コート液を塗る。
C32. 修理後 フロントエンド基板 電解コンデンサー3個、割れダストコア交換
C33. 修理前 フロントエンド基板裏
C34. 修理(半田補正)後 フロントエンド基板裏
C35. 完成フロントエンド基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C41. 修理前 コントロール基板
        写真紛失。
C42. 修理前 コントロール基板裏
C43. 修理(半田補正)後 コントロール基板裏
C44 完成コントロール基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 修理前 ツマミ感知基板
C52. 修理前 ツマミ感知基板裏
C53. 修理(半田補正)後 ツマミ感知基板裏
C54. 完成ツマミ感知表示基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C61. 交換部品
C62. 交換部品、 TRIO,KENWOOD名入り!
C71. 修理前 上から
C72. 修理後 上から
C73. 修理前 下から
C74. 修理後 下から
E. 調整・測定、 FM受信感度、RL分離測定調整.
     <見方>
 中上の「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」より信号を出す。これを受信し出力を測定する。
   表示LED、 左端=変調度、 中左=メモリNo、 中右=出力周波数、 右端=出力レベル。
 中下=R出力測定。
   「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
   表示LED、 左端=メモリーNo、中左=周波数測定、中右=出力電圧測定、右端=歪み率測定。
 下=L出力測定。
   「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
   表示LED、 左端=メモリーNo、中左=周波数測定、中右=出力電圧測定、右端=歪み率測定。
   チューナの出力電圧は固定を使用
E1. 75/50Ω変換アダプター。 無線機器のプロ器は、インピーダンスが50Ω。 民生機器は75Ω。
    これを挿入しているので、「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」の信号出力は+6dB高い。
E2. Sメータ感度調整。 Sメータメモリ4.8=ANT入力60dB。 上の変換器挿入してあるので発信器は66dB。 
E11. FMトラッキング調整。 78MHZ合わす。
E12. FMトラッキング調整。 88MHZで合わす。
E21. FM モノラル受信測定。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FM信号発信器」より信号を出す。 これを受信し出力を測定する。
        変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
        「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
        変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.788V、 歪み率=0.058%。
     下=L出力測定。
        「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
        変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.786V、 歪み率=0.069%。
E22. FM モノラル受信測定。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FM信号発信器」より信号を出す。 これを受信し出力を測定する。
        変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=0.756V、 歪み率=0.070%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=0.754V、 歪み率=0.067%。
E31. FM ステレオ受信測定。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」 より信号を出す。 これを受信し出力を測定する。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.686V、 歪み率=0.076%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.685V、 歪み率=0.069%。
E32. FM ステレオ受信測定。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FM ステレオ信号発信器」 信号を出す。 これを受信し出力を測定する。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=0.659V、 歪み率=0.084%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=0.657V、 歪み率=0.070%。
E41. FM ステレオ受信測定(分離度)。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」より「R側信号」を出す。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.674V、 歪み率=0.083%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.4mV、 歪み率=入力レベルが低すぎて測定不可。
E42. FM ステレオ受信測定(分離度)。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FM ステレオ信号発信器」より「L側信号」を出す。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=400Hz、 出力電圧=1.1mV、 歪み率=入力レベルが低すぎて測定不可。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=400Hz、 出力電圧=0.675V、 歪み率=0.068%。
E43. FM ステレオ受信測定(分離度)。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」より「R側信号」を出す。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=0.648V、 歪み率=0.084%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=1.1mV、 歪み率=入力レベルが低すぎて測定不可。
E44. FM ステレオ受信測定(分離度)。
     <見方>
     中上の「LEADER 3216P FM ステレオ信号発信器」より「L側信号」を出す。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=82MHZ、 出力レベル=60dB。
     中下=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=1.1mV、 歪み率=入力レベルが低すぎて測定不可。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=0.648V、 歪み率=0.066%。
F4. 24時間エージング。 右は PIONEER F−500.2台目
S. KENWOOD L−01T の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 FMステレオチューナー L−01T
受信周波数範囲 76MHz〜90MHz
アンテナインピーダンス 75Ω不平衡
感度(75Ω) normal=10.3dBf(新IHF)/0.9μV(IHF)、 direct= 20.7dBf(新IHF)/3μV(IHF)
SN比50dB感度 normal mono=15.8dBf(新IHF)/1.7μV(IHF)>
stereo=    37.2dBf(新IHF)/20μV(IHF)
direct mono=26.7dBf(新IHF)/6μV(IHF)
stereo=    48.1dBf(新IHF)/70μV(IHF)
高調波歪率 mono、 wide、 narrow
100Hz=0.02%、0.04%
1kHz=0.02%、0.15%
6kHz=0.04%、0.2%
15kHz=0.04%、0.05%
50Hz〜10kHz=0.04%、0.4%
stereo、 wide、 narrow
100Hz=0.03%、0.3%
1kHz=0.03%、0.2%
6kHz=0.05%、0.35%
15kHz=0.18%、0.4%
50Hz〜10kHz=0.08%、0.4%
SN比(100%変調) mono=86dB、 stereo=80dB
イメージ妨害比 120dB
選択度(IHF) wide=45dB、 narrow=65dB(300kHz)
IF妨害比 120dB
スプリアス妨害比 120dB
AM抑圧比 65dB
キャプチャーレシオ wide=0.9dB
narrow=2.5dB
サブキャリア抑圧比 70dB
ステレオセパレーション  wide、 narrow
1kHz=60dB、 47dB
100Hz〜10kHz=48dB、35dB
15kHz=45dB、35dB
周波数特性 15Hz〜15kHz ±0.5dB
出力レベル/インピーダンス FM(1kHz、100%変調) Variable=0〜1.5V/150Ω
Fixed=0.75V/150Ω
マルチパス出力(1kHz、30%変調) Vertical=0.1V/1kΩ
Horizontal=0.3V/10kΩ
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 50W(電気用品取締法)
最大外形寸法 幅440×高さ136×奥行452mm
重量 9.1kg
価格 \160,000(1979年頃)
                      l01t-11w
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