Vacuum Tube Tester Hickok TV-7D/U. 3台目備品修理記録
「整流管83」、「整流管5Y3GT」をダイオードに単純に交換すると、電源が強化する事になり、相互コンダクタンス(conductance)の測定には信頼性(精度)が増すことになります。 しかし、チャートのAver.Mut.Cond.とは誤差がでます。又、他の試験方法にも誤差がでます。よって、回路の変更、全体的な調整・校正が必要となります。
純正のフューズランプ(6.5V/6.63W)では、大きすぎますので、(12V/10W)が良いです。
A. 修理前の状況。
  • 2012年12月、YAHOOオークションにて「ジャンク品」 35,100円で購入。

V. 「BAIAS目盛」 と「バイアス電圧」の点検・調整

S. 「シグナル電圧」の点検・調整

C. 修理状況
  • 電源コードを交換する。
    「整流管83」、「整流管5Y3」をダイオードに置き換える。
    誤動作防止の為、チキンヘッドツマミをカラーに交換。
    「BAIAS−VR」のツマミ位置調整。

R. 「整流管83、5Y3、6X4」の「Rectifier測定」比較

E. Gm測定

F. 変更回路図

A11. 点検中、外観 前から見る
A12. 点検中、外観 前右から見る
A13. 点検中、外観 後から見る
A14. 点検中、外観 後左から見る
A15. 点検中、外観 上から見る
A20. 点検中、外観 下から見る
A21. 点検中、外観 下前から見る
A22. 点検中、外観 下前左から見る
A23. 点検中、外観 下後から見る
A24. 点検中、外観 後右から見る
A31. 点検中、上蓋の内側とパネル。
A32. 点検中、上蓋の内側を見る、綺麗ですが、備品は無。
A33. 点検中、下ケース内側を見る、綺麗です。配線図(回路図)は貼っていない。
A34. 点検中、 取っ手(持ち手)
A41. 点検中、パネル裏、殆ど製作時のままで、手が入れてない。
A42. 点検中、パネル裏、前から見る
A43. 点検中、パネル裏、前右から見る
A44. 点検中、パネル裏、後から見る。
A45. 点検中、パネル裏、後右から見る。
C. 修理状況
C1. 修理前. 太く・堅い電源コード。
C11. 修理後. 太く・堅い電源コードを交換する。
C2. 修理後. 「整流管83」、「整流管5Y3」をダイオードに置き換える。 但し、以下の改造・調整が必要です。
C3. 「整流管83」、「整流管5Y3」をダイオードに交換しましたので以下の改造・調整が必要です。
  • 1. Filament Voltage=トランス1次電圧93Vに調整して(以下同じ)、電圧の確認する。
    2. Plate Voltage=ゼナーダイオード+ダイオード挿入。
    3. Screen Voltage=「DC130V」、以下の様にブリダー抵抗を挿入して、130V確定、56Vも「R130」のタップ調整でOK。
    4. Grid Bias Voltage=「R130」のタップ調整でOK。
    5. Grid Signal Voltage=「AC5V」、トランス巻き線端子「14」と抵抗「R120」の間にブリーダ抵抗挿入。
    6. Rectifirt Test Voltage AC35V=抵抗「R106」とダイオード挿入。
    7. Short Test Voltage=抵抗「R47」の調整。
    8. Gas Test Voltage=抵抗「R119」の調整。

以上を確定後、Hickok Model TV7D/UのCalibrationに入る。
S. 「シグナル電圧」の点検・調整
S1. 電源電圧を安定して、測定・調整を行う。 
       右は、「CVFT1-200H」 周波数=60Hz、電圧=117V。東京精電(株) 、修理の様子はこちら。
S2. 修理中. A−RANGE、AC=5V。
S3. 修理中. D−RANGE、AC=1V。
S4. 修理中. E−RANGE、AC=0.5V。
V. 「BAIAS目盛」 と「バイアス電圧」の点検・調整
V1. 修理中. BAIAS−VRのツマミ100目盛りで、DC=−40VになるようLineAdjustVRを調整する。
V2. 修理中. 「BAIAS−VR」のツマミ22目盛りで、DC=−3VになるようLineAdjustVRを調整する。
V3. 修理中。 BAIAS−VRの軸は下の写真の様に円形で、ツマミは自由な位置に固定出来る。
V4. 修理中. BAIAS−VRのツマミ0目盛りで、DC=0Vを確認。
V5. 修理(調整)前. TV−7の「BAIAS目盛」と 実際の「バイアス電圧」の関係。
                 100目盛=40V、22目盛=3V、0目盛=0V が規定値。
目盛 100 95 90 85 80 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 25 22 20 15 10
3台目 40 39.6 36.7 32.2 30.1 26.9 24.3 22.0 19.1 16.2 14.1 12.0 9.3 7.8 5.5 3.9 3.2 2.9 1.9 0.9 0.3 0.2
V6. 修理(調整)後. TV−7の「BAIAS目盛」と 実際の「バイアス電圧」の関係。
目盛 100 95 90 85 80 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 25 22 20 15 10
3台目 40 38.7 35.0 31.8 28.8 25.9 23.2 20.7 17.9 15.5 13.5 11.4 9.3 7.2 5.2 3.5 3.0 2.7 1.8 0.8 0.1 0
R. 「整流管83、5Y3、6X4」の「Rectifier測定」比較
R11.  整流管「83−プレートA」測定 =57
R12.  整流管「83−プレートB」測定 =59
R21. 整流管「5Y3WGTA−プレートA」測定=47
R22. 整流管「5Y3WGTA−プレートB」測定=48
R31. 整流管「6X4W−プレートA」を測定=63
R32. 整流管「6X4W−プレートB」を測定=59
E. Gm測定
E1. Bレンジ(Max3000μmho)で「12AU7」のGm測定。Gm=51×25=1275μmho。
E2. Dレンジ(Max15000μmho)で「6L6」のGm測定。Gm=44×125=5500μmho。
F. 回路図
F11. 修理前 Plate・Screen Supply Circuit 「回路図は全てTM11-6625-274-35より引用」
F12. 修理後 Plate・Screen Supply Circuit
F21. 修理前 AC Signal Supply Circuit
F22. 修理後 AC Signal Supply Circuit
F31. 修理前 Emisson Measurement Circuit
F32. 修理後 Emisson Measurement Circuit
                   tv7d-u3-z
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