LUXMAN A3400. 2台目修理記録
   2022/3/23到着  2023/3/2完成
A. 修理前の状況
  • LUXKIT A3400のオーバーホール修理の依頼したくメールをしました。
    10年ほど前にオークションにて落札し、問題なく動作しておりました。
    最近左の中域から低域にかけて旨く出力されておりません。
    パワーアンプのせいかと思いCDを直接パワーアンプに繋ぎ出力したところ 問題なく左右出力されていました。
    経年劣化もあるためオーバーホール修理の依頼をしたいと思います。
    最近のアンプにはあまり興味がわかなく、真空管アンプでレコードを聴きたく 宜しくお願いいたします。

B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況

U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定 別ファイルが開きます。

V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる購入真空管測定 別ファイルが開きます。

K. 木製ケース修理   別ファイルが開きます

D. 使用部品
  • フイルム・コンデンサー      4個。
  • 電解コンデンサー        25個。
  • MT9ピンソケット(タイト製)   7個。
  • ブロック電解コンデンサー    3個。
  • マイクジャック           2個。
  • テフロン絶縁RCA端子  13組26個。
  • 3Pインレット         1個。FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
  • 整流ダイオード         4個。

E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費     140,000円  オーバーホール修理。
                      但し、真空管別途。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. LUXMAN A3400 の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 外観 前から見る
A12. 外観 前右から見る
A13. 外観 後から見る
A14. 外観 後左から見る
A15. 外観 上から見る
A21. 外観 下前から見る。
A22. 外観 下前左から見る。
A23. 外観 下後から見る。
A24. 外観 下後右から見る。
A25. 外観 下から見る。
A31. 点検中 木箱から取出 前右から見る。
A32. 点検中 木箱から取出 下前左から見る。
A33. 点検中 木箱から取出 後左から見る。
A34. 点検中 木箱から取出 下後右から見る。
A41. 点検中 木箱から取出 上から見る。
A42. 点検中 木箱から取出、上下蓋を外し、上から見る。
A43. 点検中 木箱から取出 下から見る。
A44. 点検中 木箱から取出、上下蓋を外し、下から見る。
A51. 点検中 入力RCA端子郡。
A52. 点検中 入力RCA端子郡、 テフロン絶縁RCA端子に交換。
A53. 点検中 TAPE入力RCA端子、出力RCA端子。
A54. 点検中 TAPE入力RCA端子、出力RCA端子、 テフロン絶縁RCA端子に交換。
A55. 点検中 入出力RCA端子裏、 接点復活剤の塗布跡が残る。
A56. 点検中 入出力RCA端子裏、 接点復活剤の塗布跡が残る。
A57. 点検中 前パネル裏、 接点復活剤の塗布跡が残る。
A61. 点検中 割れたMICジャック2個。
A71. 点検中 電源ソケット。
A72. 点検中 電源ソケット、3Pインレットに交換。
A81. 点検中 真空管。
A91. 点検中 真空管ソケット比較、右=交換するタイト製、 左=付属。
AA1. 点検中 電源電解コンデンサー比較。 右=交換する100μ+100μ/500WV、 左=付いている47μ+470μ/450WV。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 マイクAMP基板。
C12. 修理後 マイクAMP基板。 電解コンデンサー6個交換
C13. 修理前 マイクAMP基板裏。 
C14. 修理(半田補正)後 マイクAMP基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C15.完成マイクAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 AMP基板。
C22. 修理中 AMP基板。 真空管ソケットの固定には空気管等を挿して行う。
C23. 修理後 AMP基板。 電解コンデンサー6個、真空管ソケット4個交換
C24. 修理前 AMP基板裏。
C25. 修理(半田補正)後 AMP基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C26. 完成AMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。フイルムコンデンサー6個追加。
C30. 修理中 前パネルを外し、修理中。
C31. 修理前 コントロール基板
C32. 修理前 コントロール基板裏
C33. 修理(半田補正後)後 コントロール基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C34. 完成コントロール基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 フイルター&トーン基板
C42. 修理前 フイルター&トーン基板裏
C43. 修理(半田補正後)後 フイルター&トーン基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C44. 完成フイルター&トーン基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理前 イコライザーAMP基板
C62. 修理中 イコライザーAMP基板。 真空管ソケットの固定には空気管等を挿して行う。
C63. 修理後 イコライザーAMP基板。 電解コンデンサー4個、真空管ソケット3個交換。
C64. 修理前 イコライザーAMP基板裏。
C65. 修理(半田補正後)後 イコライザーAMP基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C66. 完成イコライザーンAMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 リニヤーイコライザーSW基板
C72. 修理後 リニヤーイコライザーSW基板。
C73. 修理前 リニヤーイコライザーSW基板裏。
C74. 修理(半田補正後)後 リニヤーイコライザーSWP基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C75. 完成リニヤーイコライザーSWP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C76. 修理中 リニヤーイコライザーSW。 右側分解。
C77. 修理中 リニヤーイコライザーSW。 右側清掃後。
C78. 修理中 リニヤーイコライザーSW。 左側清掃後、右側完成。
C79. 修理後 リニヤーイコライザーSW。
C81. 修理前 ヘッドホンAMP基板
C82. 修理後 ヘッドホンAMP基板。 電解コンデンサー5個交換。
C83. 修理前 ヘッドホンAMP基板裏。
C84. 修理(半田補正後)後 ヘッドホンAMP基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C85. 完成ヘッドホンAMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 電源基板。
C92. 修理後 電源基板。 電解コンデンサー4個、整流ダイオード4本交換。
C93. 修理前 電源基板裏。
C94. 修理(半田補正)後 電源基板裏。 全ての半田を半田を全部やり直す。
C95. 完成電源基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA. 修理中 裏パネルを倒し修理中。
CA1. 修理中 PHONO−2 入力インピーダンス切替SW。
CA2. 修理後 PHONO−2 入力インピーダンス切替SW。
CB1. 修理前 入力RCA端子郡。
CB2. 修理(交換)後 RCA端子郡。
CB3. 修理前 TAPE入力RCA端子、出力RCA端子。
CB4. 修理(交換)後 TAPE入力RCA端子、出力RCA端子。
CC1. 修理前 電源ソケット。
CC2. 修理(交換)後 3Pインレットに交換。  FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
CC3. 修理(交換)後 3Pインレット裏配線。 しっかりとアースを取る。
CC4. 修理後 裏パネル裏。
CD1. 修理前 割れたMICジャック2個。
CD2. 修理(交換)後 MICジャック2個交換。
CE1. 修理中 経年劣化でツマミの軸プラスチックが取れている。
CF1. 交換部品。
CG1. 修理前 上から見る
CG2. 修理後 上から見る
CG3. 修理前 下から見る
CG4. 修理後 下から見る
CH1. 完成 前から見る。
CH2. 完成 前右から見る
CH3. 完成 後から見る。
CH4. 完成 後左から見る
CH5. 完成 下前左から見る。ゴム足を取り付ける。
CH6. 完成 下後右から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. AUX_50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.01284%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.0148%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. AUX_100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.01284%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.01541%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. AUX_500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.01238%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.0149%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. AUX_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.01197%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0164%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. AUX_5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.01371%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.0191%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. AUX_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0271%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0345%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. AUX_20kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0593%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0562%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E21. MM_50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0298%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.0287%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM_100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0436%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0416%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM_500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0508%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0420%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0390%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.0494%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM_5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0251%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.0282%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. MM_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0353%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0354%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM_20kHz入力、R側出力電圧2V、 0.089%歪み。
                 L側出力電圧2V、 0.0863%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器によるプリAMP調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
F0. 下のオーディオアナライザーVP−7732Aで自動測定。
F11. 入出力特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ300mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F12. 歪み率特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ300mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色。
F21. 入出力特性測定(AUX入力) BASS(100HZ) & TREBLE(8KHZ) 最大
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F22. 入出力特性測定(AUX入力) BASS(100HZ) & TREBLE(8KHZ) 最小
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmin、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F23. 入出力特性測定(AUX入力) BASS(250HZ) & TREBLE(4KHZ) 最大
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F24. 入出力特性測定(AUX入力) BASS(250HZ) & TREBLE(4KHZ) 最小
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmin、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F25. 入出力特性測定(AUX入力) BASS(500HZ) & TREBLE(2KHZ) 最大
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F26. 入出力特性測定(AUX入力) BASS(500HZ) & TREBLE(2KHZ) 最小
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmin、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F31. 入出力特性測定(AUX入力) LowFilter(15HZ) & HighFilter(12KHZ) ON
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F32. 入出力特性測定(AUX入力) LowFilter(80HZ) & HighFilter(7KHZ) ON
        AUX入力端子へ150mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F51. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−1
       入力電圧=5mV一定入力、VRはmax、左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. LUXMAN A3400 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 管球式コントロールアンプ A3400
出力電圧 定格=2V(出力レベル+6dB位置)
最大=15V(歪率0.3%)
出力インピーダンス 550Ω
全高調波歪率 0.06%以下(出力2V、55Hz〜10kHz)
周波数特性 15Hz〜35kHz -1dB
入力感度 Phono1=2mV、4mV、10mV(切換式)
Phono2=2mV
Mic=2.2mV
Aux1=170mV
Tuner、Aux2=170mV(レベルセット付)
入力インピーダンス Phono1、2=100kΩ、50kΩ、20kΩ
Aux1=150kΩ
Tuner、Aux2=100kΩ
Mic=50kΩ
SN比 Phono1、2=64dB
Mic=66dB
Tuner、Aux1、2=77dB
トーンコントロール LUX方式NF型湾曲点切換付
低域湾曲点=100Hz、250Hz、500Hz
高域湾曲点=2kHz、4kHz、8kHz
フィルター ローカット=15Hz、80Hz(-12dB/oct)
ハイカット=12kHz、7kHz(-12dB/oct)
付属装置 リニアイコライザ(up tilt 2段階、フラット位置、down tilt 2段階)
マイクアンプ
ヘッドホンアンプ
Phono入力感度切換
出力レベル切換
使用真空管 12AX7x6
12AU7x1
使用半導体 RA1Bx4
M4E1x1
1S-1850x1
1S-1850Rx1
S1R60x2
2SF657x1
N13T1x1
2SA493x3
2SC1000x4
2SA562x2
2SC735x4
KB265x2
外形寸法 幅435x高さ165x奥行300mm
重量 9kg
別売 アッセンブリマニュアル(¥3,000)
定価 ¥108,000(1974年5月発売)
                 cl3400_22z cl3400_260〜cl3400_26f       a3400_230〜a3400_258
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