McIntosh C28. 5台目修理記録
平成25年1月14日到着  2月6日完成
A. 修理前の状況
  • 昨年より1日数時間で1週間ほど使用すると音量が小さくなったり音質が劣化して聞こえるようになりなした。
    原因を究明すべく機材を入れ替え試したところ、C28に問題がある様です。
    オーバーホール修理依頼。

B. 原因
  • 電解コンデンサ−&TR(トランジスタ−)劣化

C. 修理状況
  • フイルムコンデンサー交換。
    電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)
    パネルランプ修理・交換。
    入出力RCA端子交換(テフロン絶縁)
    電源コード交換。
D. 使用部品
  • フイルムコンデンサー                    18個。
    ランプ                              2個。
    電解コンデンサー                       21個。
    入出力RCA端子                    14組28個。
    電源コード
E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費    125,000円

S. McIntosh C28 の仕様(マニアル・カタログより)
A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上下蓋を取り、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 上下蓋を取り、下から見る
A31. 点検中 下蓋裏の接点復活材の跡。
A32. 点検中 入出力RCA端子郡。
A33. 点検中 電源コード取り付け。
A34. 点検中 入力切り換えSW軸の電線との擦れ跡。
A35. 点検中 電源部。
C. 修理状況
C11. 修理前 AMP基板
C12. 修理後 AMP基板 フイルムコンデンサー8個、電解コンデンサー1個交換
C13. 修理前 AMP基板裏
C14. 修理(半田補正)後 AMP基板裏 半田を全部やり直す
C15. 完成AMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 EQ基板
C22. 修理後 EQ基板  フイルムコンデンサー8個、電解コンデンサー8個交換
C23. 修理前 EQ基板裏
C24. 修理(半田補正)後 EQ基板裏 半田を全部やり直す
C25. 完成EQ基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 電源部分
C32. 修理後 電源部分 電解コンデンサー9個増量交換、フイルムコンデンサー2個追加
C40. 修理中 前パネルを取り、修理中。
C41. 修理前 BASSコントロール基盤のSW接点
C42. 修理(清掃)後 BASSコントロール基盤のSW接点
C43. 修理中 BASSコントロール基盤裏
C44. 修理(半田補正)後 BASSコントロール基盤裏。 半田を全部やり直す。
C45. 完成BASSコントロール基盤裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 TREBLコントロール基盤のSW接点
C52. 修理(清掃)後 TREBLコントロール基盤のSW接点
C53. 修理前 TREBLコントロール基盤裏
C54. 修理(半田補正)後 TREBLコントロール基盤裏。 半田を全部やり直す。
C55. 完成TREBLコントロール基盤裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理中 メインVR・電源SW点検、 接点復活材が使用されていない。
C62. 修理中 バランスVR・ラウドネスSW点検、 接点復活材が使用されていない。
C63. 修理中 SUBパネルのVR類、 接点復活材が使用されていない。
C71. パネル、ツマミ清掃
C81. 修理前 遮光ゴム劣化
C82. 修理後 遮光ゴム
C83. パネル表示ランプ点検・修理・交換
C90. 修理(交換)前 後パネルRCA端子群
C91. 修理中 後パネルを取り、修理中。
C92. 修理(交換)後 後パネルRCA端子群
C93. 修理(交換)後 後パネルRCA端子群裏、 重く太いケーブルが使用されるので、接着剤で固定する。
CA. 交換した部品
CB1. 修理前 下から見る
CB2. 修理後 下から見る
CB3. 修理前 上から見る
CB4. 修理後 上から見る
CB5. 修理後 後から見る
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. AUX 50Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.013%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.013%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. AUX 100Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.0070%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.0083%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. AUX 500Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.011%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.010%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX 1kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.0079%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.011%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. AUX 5kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.011%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.011%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E26. AUX 10kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.011%歪み。
                   L側出力電圧=1V、 0.012%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. AUX 50kHz入力、R側出力電圧=0.5V、 0.029%歪み。
                   L側出力電圧=0.5V、 0.027%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
            真空管AMPの組み合わせの為か、この下の周波数(30kHz)からフイルターが効いている。
E28. AUX 100kHz入力、R側出力電圧=0.1V、 0.11%歪み。
                   L側出力電圧=0.1V、 0.10%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E29. AUX 1kHz入力、R側出力電圧=12V、 0.02%歪み。
                  L側出力電圧=12V、 0.02%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
                 この上で、飽和する。
E31. MM 50Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.16%歪み。
                 L側出力電圧=1V、 0.18%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM 100Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.052%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.089%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E33. MM 500Hz入力、R側出力電圧=1V、 0.096%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.187%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM 1kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.09%歪み。
                 L側出力電圧=1V、 0.18%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM 5kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.045%歪み。
                 L側出力電圧=1V、 0.052%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM 10kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.098%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.121%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM 50kHz入力、R側出力電圧=1V、 0.26%歪み。
                  L側出力電圧=1V、 0.32%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E38. MM 100kHz入力、R側出力電圧=0.22V、 1.66%歪み。
                   L側出力電圧=0.23V、 1.87%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器による調整・測定
F1. 上位機器で測定
F21. 入出力特性 AUX入力150mV。 薄色=L。 濃い色=R。
F22. 歪み率特性 AUX入力150mV。 薄色=L。 濃い色=R。
F23. 入出力特性 AUX入力100mV。BASS=Max、TREBLE=Max。 薄色=L。 濃い色=R。
F24. 入出力特性 AUX入力100mV。BASS=Min、TREBLE=Min。 薄色=L。 濃い色=R。
 
F25. 入出力特性 AUX入力100mV。 L.F・ &H.F.=ON。 薄色=L。 濃い色=R。
F3. 入出力特性 MM入力2mV。 薄色=L。 濃い色=R。
S. McIntosh C28 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 ステレオプリアンプ C−28
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.5dB
歪率 0.1%以下(20Hz〜20kHz、定格出力時)
入力感度/インピーダンス Phono1、2=2mV(1kHz)/47kΩ(65pF)
AUX、Tuner、Tape1、2=0.25V/250kΩ
MIC=2.5mV/500kΩ
ハム及びノイズ AUX、Tuner、Tape1、2=90dB(聴感補正無し)
Phono1、2=78dB(10mV入力時)
出力レベル/インピーダンス Main出力=2.5V/47kΩ(定格入力時)
Tape出力=0.25V/47kΩ(定格入力時)
Headphone、Line出力=0.75V(8Ω)、2.5V/600Ω
CenterChannel=1.25V/47kΩ(定格入力時)
Low Filter(Rumble Filter) 50Hz(12dB/oct)、20Hz(18dB/oct)
Hight Filter(Scratch Filter) 7000Hz(12dB/oct)、20kHz(18dB/oct)
電圧増幅度(dB)
入力 Main Tape Headphone、Line
AUX、Tuner、Tape1、2 20dB 0dB 30dB
Phono1、2 62dB 42dB 72dB
MIC 60dB 40dB 70dB
TapeHead at 500Hz 64dB 44dB 74dB
使用半導体 トランジスタ=26個
シリコンダイオード=4個
ダイオードブリッジ=2個
Bassコントロール +20dB〜-20dB(20Hz)、11段切換
Trebleコントロール +18dB〜-18dB(20kHz)、11段切換
Volumeコントロール 0dB〜-65dB、連続可変
Input Selecter AUX、Tuner、Phono1、Phono2、MIC、TapeHead 6ポジション
Mode Selecter LeftOnly、RightOnly、Stereo、StereoReverse、MonoL+R、MonoL-R 7ポジション
電源 AC120V、50Hz/60Hz
消費電力 45W
外形寸法 本体=幅381×高さ127×奥行330mm(パンロック含む)
前面パネル=幅406×高さ138mm
重量 11.34kg(梱包時=16.78kg)
                     c28-5-27
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2014 Amp Repair Studio All right reserved.