Sansui AU−α907i.  2台目修理記録
平成16年9月29日到着   11月16日完成
注意 このAMPはSP出力の線(アース側)も増幅しています。
    アースに接続してはいけません。RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
    又、DC−入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=詳しくはここ参照

    終段TR(トランジスター)を、現在の高性能に交換してありますので、出力が1.2倍出ますので注意して使用する事
A. 修理前の状況
  • H16.3.7電源を入れた時に煙を噴いてしまいました。
    しばらくほっておきましたが、修理できるとのことですので、  よろしくお願い致します。

B. 原因
  • 終段TR(トランジスター)焼損。
    各部劣化。


C. 修理状況
  • SP接続リレー交換(容量1.5倍の同型新タイプ使用)。
    バランス、バイアス調整用 半固定VR交換。
    初段FET(電界トランジスター)。
    カップリング電解コンデンサー交換。
    配線手直し、補強。
    各基盤、半田補正。
    電解コンデンサーを全部(6個の大容量は除く)オーディオ用に交換(ミューズを62個使用)。
    終段TR(トランジスター)交換。

D. 使用部品
  • SP接続リレー                    3個。
    バランス、バイアス調整用 半固定VR    12個。
    FET(電界トランジスター)            8個。
    抵抗
    電解コンデンサー                62個。
    終段TR(トランジスター)             16個。

E. 調整・測定

F. 修理費  135,000円    オーバーホール修理。

S. Sansui AU−α907i の仕様(マニアルより)

A. 修理前の点検
A1A. 清掃後 上からみる
A1B. 清掃後 下からみる
A2A. 点検中  R側終段TR(トランジスター) 割れているのが解る
A2B. 点検中  L側終段TR(トランジスター) 割れているのが解る
A3. 点検中 交換終段TR(トランジスター)比較  
                   下=今回使用する180W損失の物で最新の物(これ以後開発された物はなし)
                   上=使用されていた125W損失
A4. 点検中 電解コンデンサーを全部(A1.の上の6個の大容量は除く)オ−デオ用に交換
          下記のミューズを62個使用(大きさ、容量異なる)
C. 修理状況      基板の半田不良の写真は割愛しました
C11. 修理前 EQ基板
C12. 修理前 EQ基板 RCA端子
C13. 修理後 EQ基板 PHNOE−RCA端子 網線を埋め込み、ホットボンドを充填する
C14. 修理後 EQ基板 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
            電解コンデンサー17個、FET(電界トランジスター)4個交換
C15. 修理前 EQ基板裏
C16. 修理後(ハンダ補正) EQ基板裏  全ての半田をやり修す
C17. 完成EQ基板裏 洗浄後
C18. 修理前 Tape入出力RCA端子&メインAMP入力端子
C19. 修理前 Tape入出力RCA端子
C1A. 修理後 メインAMP入力RCA端子&Tape入出力RCA端子 網線を埋め込み、ホットボンドを充填する
C1B. 修理前 Tape入出力RCA端子裏&メインAMP入力端子裏
C1C. 修理(ハンダ補正)後 Tape入出力RCA端子裏&メインAMP入力端子裏  全ての半田をやり修す 
C1D. 完成Tape入出力RCA端子裏&メインAMP入力端子裏 洗浄後
C21. 修理前 コントロール1T基板
C22. 修理後 コントロール基板T 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
            電解コンデンサー14個、FET(電界トランジスター)4個、半固定VR4個交換
C23. 修理前 コントロール基板T裏
C24. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板T裏  全ての半田をやり修す
C25. 完成コントロール基板T裏 洗浄後
C31. 修理前 コントロール基板U
C32. 修理後 コントロール基板U 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
           電解コンデンサー10個、FET(電界トランジスター)2個交換
C33. 修理前 コントロール基板U裏
C34. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板U裏
C35. 完成コントロール基板U裏 洗浄後
C41. 修理前 入力切り替えSW基盤裏
C42. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板U裏  全ての半田をやり修す
C43. 完成コントロール基板U裏 洗浄後
C44. 修理前 TAPE切り替えSW基盤裏
C45. 修理(ハンダ補正)後 TAPE切り替えSW基盤裏  全ての半田をやり修す
C46. 完成TAPE切り替えSW基盤裏 洗浄後
C47. 修理前 RECOUT切り替えSW基盤裏
C48. 修理(ハンダ補正)後 REC−OUT切り替えSW基盤裏  全ての半田をやり修す
C49. 完成REC−OUT切り替えSW基盤裏 洗浄後
C4A. 修理前 メインVR基盤裏
C4B. 修理(ハンダ補正)後 メインVR基盤裏  全ての半田をやり修す
C4C.完成メインVR基盤裏 洗浄後
C4D. 修理前 電源SW&イヤーホーンジャック基盤裏
C4E. 修理(ハンダ補正)後 電源SW&イヤーホーンジャック基盤裏
C4F. 完成電源SW&イヤーホーンジャック基盤裏 洗浄後
C4J. パネル取り付け前 白いネジが増やした物
                   このケチった「ネジ」で会社は利益が増すが、その分信用は減る
C51. 修理前 SP接続端子 肉薄なので割れやすい
           LV−109修理記録 C8A. 修理前 SP接続端子基盤 参考
C52. 修理後 SP接続端子 太い線を付けられるので、補強しておく
C53. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基盤
C54. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基盤 リレー2個、電解コンデンサー11個、フイルムコンデンサー2個交換
C55. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基盤裏
C56. 修理(ハンダ補正)後 SP接続リレー&プロテクト基盤裏  全ての半田をやり修す
C57. 完成SP接続リレー&プロテクト基盤裏 洗浄後
C58. SP接続リレー比較 左=着いていた7A   右=交換する10A
C61. 修理前 R側終段基盤
C62. 修理後 R側終段基盤 半固定VR4個、初段FET(電解トランジスター)、電解コンデンサー16個交換
C63. 修理前 R側終段基盤裏
C64. 修理(半田補正)後 R側終段基盤裏  全ての半田をやり修す
C65. 完成R側終段裏 洗浄後
C66. 修理後 R側終段
C71. 修理前 L側終段基盤
C72. 修理後 L側終段基盤 半固定VR4個、初段FET(電解トランジスター)、電解コンデンサー16個交換
C73. 修理前 L側終段基盤裏
C74. 修理(半田補正後)後 L側終段基盤裏  全ての半田をやり修す
C75. 完成L側終段裏 洗浄後
C76. 修理後 L側終段
C81. 修理前 電源基盤
C82. 修理後 電源基盤 電解コンデンサー4個交換
C83. 修理前 電源基盤裏
C84. 修理前 電源基盤裏 電解コンデンサーの足ピッチが異なるので、穴開けが必要
C85. 修理後(ハンダ補正) 電源基盤裏  全ての半田をやり修す、写真では5ヶ所残っているが、この跡補正
C86. 完成電源基盤裏 洗浄後
C91. 何時ものパネル清掃
C92. 交換部品 終段FETは除く
CA1. 修理前 上から
CA2. 修理後 上から
CA3. 修理前 下から
CA4. 修理後 下から
E. 調整・測定
E1. 出力確認、調整、夕方(19時)の電源電圧が変動するので測定値がばらつきます
E2A. R側SP出力38V=180W 歪率=0.03% AUX入力 1000HZ
               *上左=歪率計  *上中=SP(8Ω)出力電圧計、黒針=左出力、赤針=右出力
               *上右=SP出力電圧波形、下=左出力、上=右出力
               *下中=SP出力周波数計    下左=入力電圧波形 
E2B. L側SP出力38V=180W 歪率=0.03% AUX入力 1000HZ
E2C. R側SP出力38V=180W 歪率=0.02% AUX入力 400HZ
E2D. L側SP出力38V=180W 歪率=0.02% AUX入力 400HZ
E3A. R側SP出力38V=180W 歪率=0.04% MM入力 1000HZ
E3B. L側SP出力38V=180W 歪率=0.03% MM入力 1000HZ
E3C. R側SP出力38V=180W 歪率=0.03% MM入力 400HZ
E3D. L側SP出力38V=180W 歪率=0.02% MM入力 400HZ
E4A. R側SP出力38V=180W 歪率=0.02% MC入力 1000HZ
E4B. L側SP出力38V=180W 歪率=0.02% MC入力 1000HZ
E4C. R側SP出力38V=180W 歪率=0.02% MC入力 400HZ
E4C. L側SP出力38V=180W 歪率=0.02% MC入力 400HZ
E5.  24時間エージング
S. Sansui AU−α907i の仕様(マニアルより)
型式 α-Xバランスインテグレーテッドアンプ
パワーアンプ部
定格出力(20Hz?20kHz、両ch駆動) 190W+190W(6Ω)、 160W+160W(8Ω)
全高調波歪率 0.003%以下(8Ω)、実効出力時
混変調歪率 0.003%以下(8Ω)、実効出力時
ダンピングファクター 150(8Ω)
周波数特性 DC?300kHz +0 -3dB/1W
入力感度/インピーダンス Balance、Normal=1V/3kΩ(1kHz)
SN比(Aネットワーク) 120dB以上
TIM歪(SAWTOOTH) 測定限界値以下
スルーレイト ±200V/μsec(6Ω)
ライズ・タイム 0.5μsec
プリアンプ部
入力感度/インピーダンス(1kHz) Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono MC=300μV/100Ω
CD、Tuner、Line、Prosessor、Tape/DAT/Play1・2・3=150mV/47kΩ
Phono最大許容入力(THD 0.01%) MM=250mV、 MC=25mV
周波数特性 Phono MM=20Hz?20kHz ±0.2dB
CD、Line、Tape/DAT/Play1・2・3=DC?300kHz +0 -3dB
SN比 Phono MM=90dB以上
Phono MC=75dB以上
Tuner、Line、CD、Tape/DAT/Play1・2・3=110dB以上
トーンコントロール Bass最大変化量=±5dB(50Hz)
Treble最大変化量=±5dB(15kHz)
ターンオーバー周波数=75Hz、150Hz
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB)、6dB/oct
ラウドネス 50Hz=+6dB、 10kHz=+4dB
総  合
定格消費電力 400W
外形寸法 幅448×高さ160×奥行441mm
重量 28.0kg
価格 198,000、1987年発売
                     a907i-211e
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2016 Amp Repair Studio All right reserved.