Sansui AU−9500. 16台目 修理記録 
同時修理 TU−9500. 4台目         2021/3/21持込   3/29完成
A. 修理前の状況
  • SANSUI製、AU-9500(アンプ)及びTU-9500(チューナー)各1台の オーバーホール修理をお願いしたい。
    オーディオに、興味を持ち始めた中学の頃、本機が欲しくて欲しくてたまりませんでしたが、 購入出来るわけもなく、いつかは欲しいと長い間想っていたのですが、 数年前にやっと程度が良いと思われる物を購入し、常用せずに保管していました。
    どちらかでオーバーホールをして頂く事をずっと考えており、貴社にたどり着きま した。
    最近、多少余裕も出来きて、無性に音が聞きたくなりましたので、 その前にオーバーホール修理をお願い致します。
    状況
     ・AU-9500(アンプ) ・・・・ 一通りの音出確認は出来ました。
     ・TU-9500(チューナー)・・ 感度が落ちてますが、近所のFM NACK5 79.5MHz等、受信は出来ます。
    修理品は、当方の住所がさいたま市ですので、車で持ち込み、引き取りをしたいと 考えております。

T. 修理前点検測定

B. 原因

  • 各部経年劣化。
    初段FET(電界効果トランジスター)・TR(トランジスター)劣化。

C. 修理状況

D. 使用部品
  • 半固定VR                4個。
    TR(トランジスター)          22個。
    FET(電界効果トランジスター)    2個。
    テフロン絶縁RCA端子     16組32個。
    フイルムコンデンサー         11個。
    オーディオ用電解コンデンサー   53個。
    3Pインレット        1個 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
    テフロンシート           8枚。
    リレー                1個。


E. 調整・測定

F. 修理費
       130,000円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. SANSUI AU−9500 の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中、 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中、 後左から見る。
A21. 点検中、 上から見る
A22. 点検中 上蓋を取り、上から見る
A23. 点検中 上蓋・シールドを取り、上から見る
A31. 点検中、 下前から見る。
A32. 点検中、 下前左から見る。
A33. 点検中、 下後から見る。
A34. 点検中、 下後右から見る。
A41. 点検中、 下から見る。
A42. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A51. 点検中 電源コード取り付け。
A52. 点検中 電源コードをとり、3Pインレットに交換。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
A61. 点検中 後から見る。 入出力RAC端子郡。
A62. 点検中 後から見る。 入出力RAC端子郡、テフロン絶縁RCA端子に交換。
A63. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A64. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A65. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A71. 点検中 使用する電解コンデンサーの比較。
          原則電源回りにKZを使用しますが、大きさ・電気性能が異なるので、使用出来ない場所があります
          左=nichiconKZ、中=nichiconFG(FinGold)、右=nichiconFX
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T1. AUX_1kHz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 2.59%歪み。
               L側SP出力電圧25V=78W出力、 2.57%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T2. AUX_10kHz入力、R側SP出力電圧24V=72W出力、 5.61%歪み。
                 L側SP出力電圧24V=72W出力、 5.61%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T3. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 1.320%歪み。
               L側SP出力電圧20V=50W出力、 1.99%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T4. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 2.95%歪み。
                L側SP出力電圧16V=32W出力、 3.60%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 R側 終段トランジスター。
C12. 修理中 R側 終段トランジスター。 熱でシリコングリスが流れ出し殆ど無い、テフロンシートに交換する。
C13. 修理後 R側 終段トランジスター
C14. 修理前 L側 終段終段トランジスター。
C142. 修理中 L側 終段終段トランジスター。前回の修理時、止めビス1本がネジ山つぶれ。
C143. 修理中 L側 終段終段トランジスター。止めビスは交換し、ネジ山はタップで補正する。
C15. 修理中 L側 終段トランジスター。 熱でシリコングリスが流れ出し殆ど無い、テフロンシートに交換する。
C16. 修理後 L側 終段終段トランジスター
C21. 修理前 R側終段基板。
C212. 修理中 R側終段基板ドライブTR(トランジスター)の放熱シリコンオイル点検。
C22. 修理後 R側終段基板。
           TR(トランジスター)2個、半固定VR2個、電解コンデンサー4個交換。
C23. 修理前 R側終段基板裏
C24. 修理後(半田補正)後 R側終段基板裏 全ての半田をやり直す
C25. 完成R側終段基板裏 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C31. 修理前 L側終段基板
C312. 修理中 L側終段基板ドライブTR(トランジスター)の放熱シリコンオイル点検。
C32. 修理後 L側終段基板。
            TR(トランジスター)2個、半固定VR2個、電解コンデンサー4個交換
            当然ドライブTR(トランジスター)のシリコンは交換して塗布する。
C33. 修理前 L側終段基板裏
C34. 修理後(半田補正)後 L段基板裏 全ての半田をやり直す
C35. 完成 L側終段基板裏 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C41. 修理前 整流・プロテクト基板
C42. 修理後 整流・プロテクト基板  SP接続リレー、電解コンデンサー12個、フイルムコンデンサー1個交換
C43. 修理前 整流・プロテクト基板裏
C44. 修理後(半田補正)後 整流・プロテクト基板裏 全ての半田をやり直す。フイルムコンデンサー1個追加。
C45. 完成 整流・プロテクト基板裏 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C51. 修理前 コントロール基板
C512. 修理中 コントロール基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C513. 修理中 コントロール基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C52. 修理後 コントロール基板。
     FET(電界効果トランジスター)2個、TR(トランジスター)14個、電解コンデンサー17個、フイルムコンデンサー4個交換
C53. 修理前 コントロール基板裏
C54. 修理後(半田補正)後 コントロール基板裏 全ての半田をやり直す
C55. 完成 コントロール基板裏完成 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C61. 修理前 EQ−AMP基板
C62. 修理後 EQ−AMP基板  TR(トランジスター)4個、電解コンデンサー12個交換
C63. 修理前 EQ−AMP基板裏
C64. 修理後(半田補正)後 EQ−AMP基板裏 全ての半田をやり直す
C65. 完成 EQ−AMP基板裏 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C7. 修理中 前面パネルを外して修理中。
C71.  修理前 TONE−VR基板
C72. 修理中 TONE−VR基板。基板銅箔が酸化している。
C73. 修理中 TONE−VR基板。 左=清掃後、右2個=清掃前。
C74. 修理(清掃)後 TONE−VR基板。
C75. 修理(清掃)中 TONE−VR基板。接点ローター。
C76. 完成 TONE−VR基板。
C77. 修理前 TONE−VR基板裏
C78. 修理(半田補正)後 TONE−VR基板裏 全ての半田をやり直す 
C79. 完成TONE−VR基板裏 洗浄し、コート液を塗布。
C81. 修理前 SW基板
C812. 修理中 SW基板。 前回の修理の半田屑(球)。
C82. 修理前  SW基板裏、手付けなので劣化は非常に少ない
C83. 修理(半田補正)後 SW基板裏 全ての半田をやり直す
C84. 完成SW基板裏 洗浄し、コート液を塗布。
C91. 修理前 FILTERS−SW基板
C92. 修理前 FILTERS−SW基板裏
C93. 修理(半田補正)後 FILTERS−SW基板裏 全ての半田をやり直す
C94. 完成FILTERS−SW基板裏 洗浄し、コート液を塗布。
CA1. 修理前 Mode−SWの接点
CA2. 修理後 Mode−SWの接点。
              一般的な接点復活材ではこの程度です。但し、強いのは基板を犯す物が有るので注意!
              粗い研磨材でキズを付けると、接触面積が減るので注意する。
CB1. 修理前 SELECTOR−SWの接点
CB2. 修理(洗浄)後 SELECTOR−SWの接点
CC1. 修理前 BASS−SWの接点
CC2. 修理(洗浄)後 BASS−SWの接点
CD1. 修理前 MIDRANGE−SWの接点
CD2. 修理(洗浄)後 MIDRANGE−SWの接点
CD3. 修理前 MIDRANGE−SWの接点2
CD4. 修理(洗浄)後 MIDRANGE−SWの接点2
CD5. 修理前 MIDRANGE−SW基板裏。
CD6. 修理(半田補正)後 MIDRANGE−SW基板裏。全ての半田をやり直す。
CD7. 完成MIDRANGE−SW基板裏。不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
CE1. 修理前 SP切り替えSW。
CE2. 修理(洗浄)後 SP切り替えSW。 大電流が流れるので、接点洗浄剤を使用する。
CF1. 修理(洗浄)中 メインVR。 ラウドネスのタップが有るので交換不可。
CG1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー下周り。
CG2. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー下周り。 フイルムコンデンサー5個追加。
CH1. 修理前  R側終段基板コネクタ下電解コンデンサー。
CH2. 修理後  R側終段基板コネクタ下電解コンデンサー。電解コンデンサー2個交換。
CH3. 修理前  L側終段基板コネクタ下電解コンデンサー。
CH4. 修理後  L側終段基板コネクタ下電解コンデンサー。電解コンデンサー2個交換。
CI1. 後パネルを外し、修理中
CJ1. 修理前 TAPE1入力VR、TEAP2入力VR,AUX入力VR基板。
CJ2. 修理前 TAPE1入力VR、TEAP2入力VR,AUX入力VR基板裏。
CJ3. 修理(半田補正)後 TAPE1入力VR、TEAP2入力VR,AUX入力VR基板裏。 全ての半田をやり直す。
CJ4. 完成TAPE1入力VR、TEAP2入力VR,AUX入力VR基板裏。 全ての半田をやり直して洗浄し、コート液を塗布。
CK1. 修理前 電源コード挿入部。
CK2. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける、ハンドツールなので時間がかかる。
CK3. 修理(交換)後 電源コードをとり、3Pインレットに交換。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
CK4. 修理後 3Pインレット裏配線。 アースはしっかり取る。
CL1. 修理前 入出力RAC端子郡
CL2. 修理(交換)後 入出力RAC端子郡、テフロン絶縁RCA端子に交換。
CM1. パネル清掃
CM2. パネル裏 接着材を流し込んで置く
CN1. 交換部品
CN2. 交換部品 足黒TR(トランジスター)。
CK1. 修理前 上から見る
CK2. 修理後 上から見る
CK3. 修理前 下から見る
CK4. 修理後 下から見る
CK5. 完成 後から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. AUX_50Hz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0121%歪み。
                  L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0162%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. AUX_100Hz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.01438%歪み。
                  L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.014%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. AUX_500Hz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0187%歪み。
                  L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0180%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. AUX_1kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0188%歪み。
                 L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0195%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. AUX_5kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0215%歪み。
                 L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0230%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E16. AUX_10kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.02382%歪み。
                  L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0194%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. AUX_50kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.01899%歪み。
                  L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0206%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E21. MM_50Hz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0370%歪み。
                L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0331%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM_100Hz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0259%歪み。
                 L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0380%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM_500Hz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0386%歪み。
                 L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0381%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0481%歪み。
                L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0436%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM_5kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0323%歪み。
                L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0319%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E26. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0463%歪み。
                 L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0244%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM_50kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0452%歪み。
                 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0377%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E4. 引き続き24時間エージング、 左は同時修理 TU−9500. 4台目 です
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. SANSUI AU−9500 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 プリメインアンプ AU-9500 
定格出力 ミュージックパワー(IHF)=260W(4Ω、1kHz).
実効出力(片ch動作)=85W/85W(8Ω、1kHz).
実効出力(両ch動作)=80W+80W(8Ω、1kHz).
連続実効出力(両ch動作、定格歪率8Ω、20Hz〜20kHz)=75W+75W
全高調波歪率(定格出力) 0.1%以下
混変調歪率 0.1%以下(定格出力、70Hz=7kHz=4:1、SMPTE)
パワーバンドウィズ(IHF) 5Hz〜40kHz
周波数特性 3Hz〜80kHz、+0 -1dB(メインアンプ、1W出力時)
ダンピングファクター 50(8Ω)
入力感度/入力インピーダンス(1kHz) Phono1=2.5mV/50kΩ.
Phono2=2.5mV/30kΩ、50kΩ、100kΩ.
(最大許容入力 300mV、全高調波歪率 0.5%以下).
MIC=2.5mV/50kΩ.
Tuner、AUX(レベル調整可能)=100mV/50kΩ.
Tape Monitor1、2(PIN)(レベル調整可能)=100mV/50kΩ.
Tape Monitor2(DIN)=100mV/50kΩ.
4ch、N.R.Adaptor=100mV/50kΩ.
出力電圧/出力インピーダンス Tape Rec1、2(PIN)=100mV/1.5kΩ.
Tape Rec2(DIN)=30mV/70kΩ.
4ch、N.R.Adaptor=100mV/1.5kΩ.
プリアンプ(定格出力)=0.8V/1.5kΩ.
[最大出力、全高調波歪率 0.5%以下]:4.5V.
クロストーク(定格出力 1kHz) Phono1、2=50dB以上
ハム及びノイズ(IHF) Phono1、2=75dB以上.
Tuner、AUX=85dB以上.
メインアンプ=100dB以上.
トーンコントロール Bass(Defeat、150Hz、300Hz、600Hz)=±15dB(20Hz)、3dBステップ.
Midrange(Defeat、750Hz、1.5kHz、3kHz)=±5dB(1.5kHz)、1dBステップ.
Treble(Defeat、6kHz、3.5kHz、2kHz)=±15dB(20kHz)、3dBステップ.
ラウドネス(ボリューム -30dB) 50Hz:+10dB.
10kHz:+8dB.
ロー・フィルター 25Hz、50Hz:-3dB(12dB/oct).
ハイ・フィルター 12kHz、6kHz:-3dB(12dB/oct).
使用半導体 トランジスタ:58
FET:2
ダイオード:37
定格消費電力 205W(最大550VA)
外形寸法 幅500×高さ140×奥行347mm
重量 23.3kg
価格 123,000円(1972年10月発売当時).
135,000円(1975年頃). 
特色。
  • チャンネル独立電源供給方式を採用 小出力から75W+75Wまで,20Hzから20kHzにわたって 0.1%以下の低歪率を実現
  • 全帯域にわたって低歪率(0.1%以下)を保証
  • 高安定度を可能にした左右チャンネル独立電源供給方式
  • パラレル・プッシュプル回路による低歪率,大出力のパワー段
  • 正確な過渡応答。
  • 透明で高品位な音質。
  • 許容入力300mV(1kHz,THD0.5%以下)の広ダイナミックレンジ
  • カレントリミッター,リレー,ヒューズによる大出力アンプにふさわしい完ぺきな保護回路
  • ロータリー・スイッチ式の本格的トリプル・トーン・コントロール(T.T.C.)
  • 上昇,下降点の変えられるトーン・セレクター
  • 2段切換のハイ・フィルター,ロー・フィルター
  • テープリプリントも自由自在
  • 4チャンネル時代に対処した4CHアダプター回路
  • ノイズ・リダクション(N.R.)アダプター  接続回路
  • スピーカーシステムは3系統接続可能
  • 3段にインピーダンスの切替え可能のPHONO-2端子
  • プリ,メインアンプ部は,単独使用可能
  • ミューティングスイッチ
                  au9500-g3o
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