KENWOOD ST−6700、IDS6700修理記録
平成18年6月25日到着   12月26日完成
  • A. 修理前の状況
      オーバーホール
     
     
  • B. 原因
      熱、経年変化の劣化
      電解コンデンサーをオーディオコンデンサ−に交換

  • C. 修理状況
      劣化TR(トランジスター)交換
      電解コンデンサー交換
      フイルムコンデンサー交換
      半固定VR交換
      整流ダイオードブリッジ交換
      配線手直し、補強
      基板ハンダ補正

     
  • D. 使用部品
      TR(トランジスター)               16個
      電解コンデンサー(ミュ−ズ)          60個
      フイルムコンデンサー              17個
      半固定VR                     15個
      抵抗                         8個
      整流ダイオードブリッジ              1個

  • E. 調整・測定

  • F. 修理費   85,500円   <オーバーホール修理>
                           <3台目からの、お馴染みさん価格>

A. 修理前の状況
A−1. 清掃後上から見る
A−2. 電源ブロックコンデンサー比較 左=付いていた物、右=交換する物
A−3. 半田級がスチコンを直撃している(製造時かな?)
A−4. 電源回路のノイズ抑制コンデンサーがパンク寸前
C. 修理状況
C−1A. 修理前 MAIN AMP(HIGH)基板
C−1B. 修理後 MAIN AMP(HIGH)基板
                    半固定VR6個、TR(トランジスター)6個、電解コンデンサー14個、フイルムコンデンサー6個交換
C−1C. 修理前 MAIN AMP(HIGH)基板裏
C−1D. 修理(半田補正)後 MAIN AMP(HIGH)基板裏
C−1E.完成MAIN AMP(HIGH)基板裏 洗浄し、コートを塗布後
C−2A. 修理前 MAIN AMP(LOW)基板
C−2B. 修理後 MAIN AMP(LOW)基板
                    半固定VR4個、TR(トランジスター)4個、電解コンデンサー16個、フイルムコンデンサー6個交換
C−2C. 修理前 MAIN AMP(LOW)基板裏
C−2D. 修理(半田補正)後 MAIN AMP(LOW)基板裏
C−2E. 完成MAIN AMP(LOW)基板裏 洗浄し、コートを塗布後
C−3. 前面パネルを外し修理中
C−3A. 修理前 TONE−AMP基板
C−3B. 修理後 TONE−AMP基板 電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー2個交換
C−3C. 修理前 TONE−AMP基板裏
C−3D. 修理(半田補正)後 TONE−AMP基板裏、裏面からの配線は銅箔剥離につながるので、出来るだけ表に移す。
C−3E. 完成TONE−AMP基板裏 洗浄し、コートを塗布後
C−4A. 修理前 EQ−AMP基板
C−4B. 修理後 EQ−AMP基板 TR(トランジスター)2個、半固定VR、電解コンデンサー12個、フイルムコンデンサー2個交換
C−4C. 修理前 EQ−AMP基板裏
C−4D. 修理(半田補正)後 EQ−AMP基板裏、裏面からの配線は銅箔剥離につながるので、出来るだけ表に移す。
                    部品も同様に移す。
C−4E. 完成EQ−AMP基板裏 洗浄し、コートを塗布後
C−5A. 修理前 TUNER基板
C−5B. 修理後 TUNER基板 半固定VR5個、TR(トランジスター)4個、電解コンデンサー9個交換
C−5D. 修理前 TUNER基板裏
C−5E. 修理(半田補正)後 TUNER基板裏
C−5F. 完成TUNER基板裏 洗浄し、コートを塗布後
C−6A. 修理前 電源整流電解コンデンサー
C−6B. 修理後 電源整流電解コンデンサー 電解コンデンサー5個交換
C−7A. 修理前 電源回路のノイズ抑制コンデンサー
C−7B. 修理後 電源回路のノイズ抑制コンデンサー
C−8. 修理中 パネル清掃
C−9A. 交換部品
C−9B. 交換部品、交換したTR(トランジスター)、長年の使用で、足が腐食し、毛羽立っている
C−AA. 修理前 上から見る
C−AB. 修理後 上から見る
C−AC. 修理前 下から見る
       写真紛失
C−AD. 修理後 下から見る
E. 調整・測定
E−1. 出力・歪み率測定
    <見方>
   下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SPからの出力を測定   下中オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)
   下中右上=周波数計
   下中右上デジタル電圧計=SP出力電圧測定RLは切り替えて測定
   上左端電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用
   上中左歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上中右=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用
   上右端オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力
E−2A. AMP(LOW)R−SP出力(8Ω) 11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 1000HZ
E−2B. AMP(LOW)R−SP出力(8Ω) 11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 400HZ
E−2C. AMP(LOW)L−SP出力(8Ω) 11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 1000HZ
E−2D. AMP(LOW)L−SP出力(8Ω) 11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 400HZ
E−3A. AMP(HIGH)R−SP出力(8Ω) 7V=6W 歪率=0.25% AUX入力 1000HZ
E−3B. AMP(HIGH)R−SP出力(8Ω) 7V=6W 歪率=0.25% AUX入力 400HZ
E−3C. AMP(HIGH)L−SP出力(8Ω) 7V=6W 歪率=0.25% AUX入力 1000HZ
E−3D. AMP(HIGH)R−SP出力(8Ω) 7V=6W 歪率=0.25% AUX入力 400HZ
E−4A. AMP(LOW)−R−SP出力(8Ω)  11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 1000HZ
E−4B. AMP(LOW)−R−SP出力(8Ω)  11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 400HZ
E−4C. AMP(LOW)−L−SP出力(8Ω)  11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 1000HZ
E−4D. AMP(LOW)−L−SP出力(8Ω)  11V=15W 歪率=0.25% AUX入力 400HZ
EA−1. AM感度測定・トラッキング調整
     <見方>
   上右=AM・FMステレオ信号発信器
   中左端電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用
   中中左歪み率計=出力の歪み率測定 左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力
   中中右=R側出力電圧測定、赤針のみ使用
   中右端オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力
   下中右上デジタル電圧計=出力電圧測定RLは切り替えて測定
EA−2A. AM感度測定・トラッキング調整
     上のAM信号発信器より 540KHZで 1KHZの 50%変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する
     出力波形 上=R出力、下=L出力。
EA−2B. AM感度測定・トラッキング調整、その時のダイヤル目盛540KHZ
EA−2C. AM感度測定・トラッキング調整
     上のAM信号発信器より 1600KHZで 1KHZの 50%変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する
     出力波形 上=R出力、下=L出力。
EA−2D. AM感度測定・トラッキング調整、その時のダイヤル目盛1600KHZ
EF−1. FM感度測定・トラッキング・RL分離調整
     <見方>
   上右=AM・FMステレオ信号発信器
   中左端電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用
   中中左歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   中中右=R側出力電圧測定、赤針のみ使用
   中右端オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力
   下中右上デジタル電圧計=出力電圧測定RLは切り替えて測定
EF−2A. FM感度測定・トラッキング調整
     上のAM信号発信器より 75MHZで 1KHZの 変調信号を 20dBで出す
     これを受信し出力を測定する
     歪み率、L出力=0.15%、右出力=0.15%
     出力波形 上=R出力、下=L出力。
EA−2B. FM感度測定・トラッキング調整、その時のダイヤル目盛76MHZ
EF−2C. FM感度測定・トラッキング調整
     上のAM信号発信器より 90MHZで 1KHZの 変調信号を 20dBで出す
     これを受信し出力を測定する
     歪み率、L出力=0.15%、右出力=0.15%
     出力波形 上=R出力、下=L出力。
EA−2D. FM感度測定・トラッキング調整、その時のダイヤル目盛90MHZ
EF−3A. FM感度測定・RL分離調整・測定調整 R側
   FMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Rのみ変調信号を 30dBで出す。
   L側出力電圧=0.6V(最大5Vレンジ)
   歪み率 L出力=、 R出力=0.15%(最大0.3%レンジ)
   R側出力電圧=5V(最大5Vレンジ)
EF−3B. FM感度測定・RL分離調整・測定調整 R側
   FMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す。
   L側出力電圧=0.6V(最大5Vレンジ)
   歪み率 L出力=、 R出力=0.15%(最大0.3%レンジ)
   R側出力電圧=5V(最大5Vレンジ)
EF−3C. FM感度測定・RL分離調整・測定調整 L側
   FMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Rのみ変調信号を 30dBで出す。
   R側出力電圧=0.6V(最大5Vレンジ)
   歪み率 L出力=、 R出力=0.15%(最大0.3%レンジ)
   L側出力電圧=5V(最大5Vレンジ)
EF−3D. FM感度測定・RL分離調整・測定調整 L側
   FMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す。
   R側出力電圧=0.6V(最大5Vレンジ)
   歪み率 L出力=、 R出力=0.15%(最大0.3%レンジ)
   L側出力電圧=5V(最大5Vレンジ)
E−5.  24時間エージング
                        st6700-1t
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