PROCEED AVP 修理記録
平成27年12月2日到着    月日完成
A. 修理前の状況
  • ノイズが有り 音が本来の音質と違う。


T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況
  • 電源関係電解コンデンサー交換。


D. 使用部品
  • OP−AMP                             個。
    電解コンデンサー                        個。
    フイルムコンデンサー                      個。
    制御リレー                            個。
    抵抗                                個。


E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費     95,000円 


S. PROCEED AVP の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上蓋を取り、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 正規輸入品
A31. 点検中 上蓋裏の貼られた鉛
A32. 点検中 上蓋は厚さ2mmの鉄板製
A41. 点検中 アナログ入出力端子郡
A42. 点検中 デジタル入出力端子郡
A43. 点検中 ビデオ関係入出力端子郡
A51. 点検中 電源整流電解コンデンサー、頭のビニールが膨らんでいる
T. 修理前点検測定
T1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T21. CD入力,1kHz入力、R側出力電圧=275.2mV出力、 0.752%歪み。
      Input=0dB、     L側出力電圧=274.7mV出力、 0.822%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T22. CD入力,1kHz入力、R側出力電圧=1.096V出力、 0.195%歪み。
     Input=+12dB、    L側出力電圧=1.087V出力、 0.216%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
C. 修理状況
C01. 修理中 前・左右パネ・基板類を外したシャーシを上から見る。
C02. 修理中 前・左右パネ・基板類を外したシャーシを下から見る。
C03. 修理前 メイン基板。
C04. 修理後 メイン基板裏。 制御リレー8個、電解コンデンサー12個交換。
C05. 修理前 メイン基板裏。
C06. 修理(半田補正)後 メイン基板裏。
C07. 完成メイン基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C11. 修理前 R側MC_AMP基板
C12. 修理後 R側MC_AMP基板。 OP-AMP2個、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C13. 修理前 R側MC_AMP基板裏
C14. 修理(半田補正)後 R側MC_AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C15. 完成R側MC_AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 L側MC_AMP基板
C22. 修理後 L側MC_AMP基板。OP-AMP2個、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C23. 修理前 L側MC_AMP基板裏
C24. 修理(半田補正)後 L側MC_AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C25. 完成L側MC_AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 R側EQ_AMP基板。
C32. 修理後 R側EQ_AMP基板。 OP-AMP2個、電解コンデンサー8個交換。
C33. 修理前 R側EQ_AMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 R側EQ_AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C35. 完成R側EQ_AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 L側EQ_AMP基板
C42. 修理後 L側EQ_AMP基板。 OP-AMP2個、電解コンデンサー8個交換。
C43. 修理前 L側EQ_AMP基板裏
C44. 修理(半田補正)後 L側EQ_AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C45. 完成L側EQ_AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 R側出力AMP基板OP-AMP2個、バランス調整用半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C52. 修理後 R側出力AMP基板
C53. 修理前 R側出力AMP基板裏
C54. 修理(半田補正)後 R側出力AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C55. 完成R側出力AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理前 L側出力AMP基板
C62. 修理後 L側出力AMP基板OP-AMP2個、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C63. 修理前 L側出力AMP基板裏
C64. 修理(半田補正)後 L側出力AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C65. 完成L側出力AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 入出力リレー基板。
C72. 修理後 入出力リレー基板。電解コンデンサー7個、制御リレー17個交換。
C73. 修理前 入出力リレー基板裏。
C74. 修理(半田補正)後 入出力リレー基板裏。
C75. 完成入出力リレー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理前 制御基板。
C82. 修理後 制御基板。電解コンデンサー4個交換。
C83. 修理前 制御基板裏。
C84. 修理(半田補正)後 制御基板裏。 半田を全部やり直す。
C85. 完成制御基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー基板。
C92. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー基板裏。
C93. 修理(半田補正)後 電源ブロック電解コンデンサー基板裏。
                   半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー6個追加
C94. 完成基板電源ブロック電解コンデンサー裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 メインVR基板。
CA2. 修理後 メインVR基板。 制御リレー2個交換。
CA3. 修理前 メインVR基板裏。
CA4. 修理(半田補正)後 メインVR基板裏。 半田を全部やり直す。
CA5. 完成メインVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 バランスVR基板。
CB2. 修理前 バランスVR基板裏。
CB3. 修理(半田補正)後 バランスVR基板裏。 半田を全部やり直す。
CB4. 完成バランスVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理前 右側トーンコントロールVR基板。
CC2. 修理後 右側トーンコントロールVR基板。電解コンデンサー1個交換。
CC3. 修理前 右側トーンコントロールVR基板裏。
CC4. 修理(半田補正)後 右側トーンコントロールVR基板裏。 半田を全部やり直す。
CC5. 完成右側トーンコントロールVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理前 左側トーンコントロールVR基板。
CD2. 修理後 左側トーンコントロールVR基板。電解コンデンサー1個交換。
CD3. 修理前 左側トーンコントロールVR基板裏。
CD4. 修理(半田補正)後 左側トーンコントロールVR基板裏。 半田を全部やり直す。
CD5. 完成左側トーンコントロールVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 修理前 モードSW基板。
CE2. 修理前 モードSW基板裏。
CE3. 修理(半田補正)後 モードSW基板裏。 半田を全部やり直す。
CE4. 完成モードSW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CF1. 修理前 出力切換SW基板。
CF2. 修理前 出力切換SW基板裏。
CF3. 修理(半田補正)後 出力切換SW基板裏。 半田を全部やり直す。
CF4. 完成出力切換SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CG1. 修理前 入力切換SW基板。
CG2. 修理前 入力切換SW基板裏。
CG3. 修理(半田補正)後 入力切換SW基板裏。 半田を全部やり直す。
CG4. 完成入力切換SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CH1. 修理前 MC入力Ω切換SW基板。
CH2. 修理前 MC入力Ω切換SW基板裏。
CH3. 修理(半田補正)後 MC入力Ω切換SW基板裏。 半田を全部やり直す。
CH4. 完成MC入力Ω切換SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CI1. 修理前 テープ録音SW基板。
CI2. 修理前 テープ録音SW基板裏。
CI3. 修理(半田補正)後 テープ録音SW基板裏。 半田を全部やり直す。
CI4. 完成テープ録音SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CJ1. 修理前 各種押ボタンSW基板。
CJ12. 修理前 各種押ボタンSW基板。 SW部を固定する爪、治具も無くバラスのは危険!
CJ2. 修理後 各種押ボタンSW基板。 電解コンデンサー2個交換。
CJ3. 修理前 各種押ボタンSW基板裏。
CJ4. 修理(半田補正)後 各種押ボタンSW基板裏。 半田を全部やり直す。
CJ5. 完成各種押ボタンSW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CK1. 修理前 LED表示+押ボタンSW基板。
CK2. 修理前 LED表示+押ボタンSW基板裏。
CK3. 修理(半田補正)後 LED表示+押ボタンSW基板裏。 半田を全部やり直す。
CK4. 完成LED表示+押ボタンSW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CL1. パネル清掃。
CM1. 後パネルを傾け、配線点検。
CM2. 後パネル上のアース銅板。
CN1. 交換した部品。
CO1. 修理前 上から見る
CO2. 修理後 上から見る
CO3. 修理前 下から見る
CO4. 修理後 下から見る
E. 調整・測定
E0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. Tuner、50Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00498%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.00508%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. Tuner、100Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00496%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00529%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. Tuner、500Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00492%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00530%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. Tuner、1kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00491%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.00531%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. Tuner、5kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00479%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.00529%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. Tuner、10kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00481%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00531%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. Tuner、50kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00919%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00525%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E18. Tuner、100kHz入力=R側出力電圧1.5V、 0.0423%歪み。
                     L側出力電圧1.5V、 0.0331%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E21. MC(26dB)、50Hz入力=R側出力電圧2V、 0.0327%歪み。
                       L側出力電圧2V、 0.0260%歪み。
                     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MC(26dB)、100Hz入力=R側出力電圧2V、 0.0313%歪み。
                        L側出力電圧2V、 0.0249%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MC(26dB)、500Hz入力=R側出力電圧2V、 0.0213%歪み。
                        L側出力電圧2V、 0.0211%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MC(26dB)、1kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0212%歪み。
                       L側出力電圧2V、 0.0200%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MC(26dB)、5kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0190%歪み。
                      L側出力電圧2V、 0.0198%歪み。
                     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. MC(26dB)、10kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0175%歪み。
                       L側出力電圧2V、 0.0183%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MC(26dB)、50kHz入力=R側出力電圧1.6V、 0.0312%歪み。
                       L側出力電圧1.6V、 0.0259%歪み。
                     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器による 調整・測定
F1. 下のオーディオアナライザーで自動測定
F21. 入出力特性測定(Tuner入力)。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmaF、平均で2.4V出力。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F22. 入出力特性測定(Tuner入力)、 SubSonic(10Hz) ON。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax、平均で2.4V出力。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F23. 歪み率特性測定(Tuner入力)
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax、平均で2.4V出力。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F24. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(200Hz) & TREBLE(7kHz) 最大。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F25. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(200Hz) & TREBLE(7kHz) 最小。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F26. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(500Hz) & TREBLE(2kHz) 最大。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F27. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(500Hz) & TREBLE(2kHz) 最小。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F31. 入出力特性測定(MM入力)。
      MM入力 入力電圧=2mV一定入力 VRはmax、   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F32. 入出力特性測定(MC入力)。
     MC(26dB)入力端子へ0.11mV入力 VRはmax、   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F33. 入出力特性測定(MC入力)。
     MC(32dB)入力端子へ0.11mV入力 VRはmax、   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
E4. 完成  24時間エージング。 右はPioneer SX−737
S. PROCEED AVP の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 AVコントロールアンプ AVP
利得
ゲインレンジ
ゲイン調整
オーバーロード
最大出力
S/N比
オーディオ入力
オーディオ出力
映像入力
映像出力
入力インピーダンス
出力インピーダンス
消費電力
外形寸法 幅448×高125×奥366mm
重量
付属
価格
                                         avp-L
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