GAS AMPZILLA 2A. 8台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||||
平成24年1月24日到着 2月17日完成 | ||||||||||||||||||||||||||||
寸評 GAS−AMPはIQ??の天才が設計した・・・とか言われているが、このAMPの使用には十分な注意が必要です。 特に、SP接続リレーが無いので、安定までの間(5分くらい)はSPのボイスコイルに電流が流れますので、 ネットワークの無いのは注意。 |
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A. 修理前の状況
T. バラック修理後の測定 B. 原因
C. 修理状況
D. 使用部品
E. 調整・測定 F. 修理費 123,400円 G. 再修理 2018/8/12〜18
Y. ユーザー宅の設置状況 S. GAS AMPZILLA の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A10. 点検中 前から見る。 |
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A11. 点検中 前左から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A12. 点検中 右から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A13. 点検中 後から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A132. 点検中 後から見る、 正規輸入品 | ||||||||||||||||||||||||||||
A133. 点検中 後から見る、RCA端子。 | ||||||||||||||||||||||||||||
A14. 点検中 後から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
A15. 点検中 後右から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A16. 点検中 左から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A21. 点検中 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A22. 点検中 上蓋を外し、上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A23. 点検中 下から見る、 | ||||||||||||||||||||||||||||
A24. 点検中 下から見る、 冷却フアン。 | ||||||||||||||||||||||||||||
A25. 点検中 下から見る、 フアン・ガードが有る方が良いです。 | ||||||||||||||||||||||||||||
A31. 点検中 下前から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A32. 点検中 下前左から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A33. 点検中 下後から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A34. 点検中 下後右から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 A側−AMP基板。 コネクターが折られ、半田付けされた配線。 | ||||||||||||||||||||||||||||
A42. 点検中 B側−AMP基板。 コネクターが折られ、半田付けされた配線。 及び裏付けされた抵抗。 | ||||||||||||||||||||||||||||
T. バラック修理後の測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 T1. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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T2. 1kHz入力、A側SP出力電圧31V=120W、 7.45%歪み。 B側SP出力電圧31V=120W、 7.44%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 これ以上の入力は不安定になるので、中止。 |
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C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C11. 修理前 A側−AMP基板 |
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C13. 修理後 A側−AMP基板 電解コンデンサ−7個交換(ノンポール電解コンデンサーを使用したので2個→1個)、 半固定VR1、抵抗2個、OP−AMP2個交換、折れた接続端子も2個交換。 |
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C14. 修理前 A側−AMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C15. 修理(半田補正)後 A側−AMP基板裏 全ハンダやり直す | ||||||||||||||||||||||||||||
C16. 完成A側−AMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 B側−AMP基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
C22. 修理後 B側−AMP基板 電解コンデンサ−7個交換(ノンポール電解コンデンサーを使用したので2個→1個)、 半固定VR1、抵抗2個、OP−AMP2個交換、折れた接続端子も1個交換 |
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C23. 修理前 B側−AMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C24. 修理(半田補正)後 B側−AMP基板裏 全ハンダやり直す、セラミックコンデンサー1個追加 | ||||||||||||||||||||||||||||
C25. 完成B側−AMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 A側−終段基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
C32. 修理(半田補正)後 A側−終段基板。 半固定VR1個交換、 全ハンダやり直す | ||||||||||||||||||||||||||||
C33. 完成A側−終段基板 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C34. 修理中 A側−終段基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 B側−終段基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
C42. 修理(半田補正)後 B側−終段基板。 半固定VR1個交換、 全ハンダやり直す | ||||||||||||||||||||||||||||
C43. 完成B側−終段基板 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C44. 修理中 B側−終段基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C51. 修理前 A側−終段TR(トランジスタ−) | ||||||||||||||||||||||||||||
C52. 修理中 A側−終段TR(トランジスタ−) | ||||||||||||||||||||||||||||
C53. 修理後 A側−終段TR(トランジスタ−) | ||||||||||||||||||||||||||||
C54. 修理前 B側−終段TR(トランジスタ−) | ||||||||||||||||||||||||||||
C54. 修理中 B側−終段TR(トランジスタ−) | ||||||||||||||||||||||||||||
C56. 修理後 B側−終段TR(トランジスタ−) | ||||||||||||||||||||||||||||
C61. 修理前 電解コンデンサーへの配線、Y型圧着端子は開いて接続が十分で無い。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C62. 修理後 電解コンデンサーへの配線、たまご型圧着端子を使用する。 念の為半田を流し込む。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C63. 修理後 電解コンデンサーへの配線 | ||||||||||||||||||||||||||||
C71. 修理前 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||||
C72. 修理中 RCA端子、穴あけの加工終了 | ||||||||||||||||||||||||||||
C73. 修理後 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||||
C74. 修理前 RCA端子裏配線 | ||||||||||||||||||||||||||||
C75. 修理後 RCA端子裏配線 | ||||||||||||||||||||||||||||
C81. 修理前SP端子 | ||||||||||||||||||||||||||||
C82. 修理後 SP端子。 WBT SP端子 WBT−0735を使用 | ||||||||||||||||||||||||||||
C83. 修理前 SP端子裏配線 | ||||||||||||||||||||||||||||
C84. 修理後 SP端子裏配線。 圧着端子も絶縁する。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C85. 修理前 SPヒューズ裏配線 | ||||||||||||||||||||||||||||
C86. 修理後 SPヒューズ裏配線 | ||||||||||||||||||||||||||||
C87. 修理中 電源SW配線。 偶然 配線を引いたら動いたので、点検。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C88. 修理中 電源SW配線。 Y型圧着端子は切り詰めてある サイドに固定されていない所にY型端子を使用すると、Y型端子が開いてしまうので、使用は注意。 |
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C89. 修理後 電源SW配線。 たまご型圧着端子に交換、コンデンサーは圧着端子に半田付けする。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C8A. 修理中 電源SW配線2。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C8B. 修理中 電源SW配線2。 Y型圧着端子は切り詰めてある。 サイドに固定されていない所にY型端子を使用すると、Y型端子が開いてしまうので、使用は注意。 |
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C8C. 修理後 電源SW配線2。 たまご型圧着端子に交換、コンデンサーは圧着端子に半田付けする。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C91. 修理中 冷却フアン(内側)、 埃少なく、綺麗。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C92. 修理前 冷却フアン(内側) | ||||||||||||||||||||||||||||
C93. 修理後 冷却フアン、 ガード取り付ける、止めビスはステンレス製品。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C94. 修理後 終段TR(トランジスター)保護用サーマルスイッチ。 | ||||||||||||||||||||||||||||
C95. 修理後 冷却フアンコントロール用のサーマルスイッチ2個増設。 Honeyewell製品には半田ラグは無! | ||||||||||||||||||||||||||||
CA1. 修理前 VU−AMP基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA2. 修理中 VU−AMP基板、 レベル設定VRは非常に綺麗です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA3. 修理後 VU−AMP基板 電解コンデンサ−4個交換(ノンポール電解コンデンサーを使用したので2個→1個) | ||||||||||||||||||||||||||||
CA4. 修理前 VU−AMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA5. 修理(半田補正)後 VU−AMP基板裏 全ハンダやり直す | ||||||||||||||||||||||||||||
CA6. 完成VU−AMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA7. 修理前 ピークLED表示基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA8. 修理前 ピークLED表示基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA9. 修理(半田補正)後 ピークLED表示基板裏 全ハンダやり直す | ||||||||||||||||||||||||||||
CAA. 完成 ピークLED表示基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||
CE. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||||||||
CF1. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
CF2. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
CF3. 修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
CF4. 修理後 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E1. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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E21. 50Hz入力、A側SP出力電圧39V=190W、 0.024%歪み。 B側SP出力電圧39V=190W、 0.047%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E22. 100Hz入力、A側SP出力電圧40V=200W、 0.022%歪み。 B側SP出力電圧40V=200W、 0.037%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E23. 500Hz入力、A側SP出力電圧40V=200W、 0.024%歪み。 B側SP出力電圧40V=200W、 0.027%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E24. 1kHz入力、A側SP出力電圧40V=200W、 0.025%歪み。 B側SP出力電圧40V=200W、 0.020%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E25. 5kHz入力、A側SP出力電圧40V=200W、 0.035%歪み。 B側SP出力電圧41V=210W、 0.029%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E26. 10kHz入力、A側SP出力電圧40V=200W、 0.023%歪み。 B側SP出力電圧41V=210W、 0.028%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E27. 50kHz入力、A側SP出力電圧39V=190W、 0.028%歪み。 B側SP出力電圧40V=200W、 0.028%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E28. 100kHz入力、A側SP出力電圧40V=144W、 0.1%歪み。 B側SP出力電圧40V=144W、 0.1%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E4. その時の本体VUメ−タ=200W | ||||||||||||||||||||||||||||
E5. 240WくらいでオーバーロードLED表示 | ||||||||||||||||||||||||||||
E6.完成 24時間エージング | ||||||||||||||||||||||||||||
G. 再修理。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||
G1. TR(トランジスター)測定。 | ||||||||||||||||||||||||||||
G2. 修理後、 30秒経過後のA側SP接続端子間DC漏電圧=5.6mV。 | ||||||||||||||||||||||||||||
G3. 修理後、 30秒経過後のB側SP接続端子間DC漏電圧=4.7mV。 | ||||||||||||||||||||||||||||
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況. |
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S. GAS AMPZILLA の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||||||||
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zilla2a8-2s | ||||||||||||||||||||||||||||
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