TEAC PA−7 修理記録
2019/10/15到着   完成
注意 このAMPはPRE−OUT/REC端子出力にDCが出る事が有ります。
    よって、メインAMPに、DC入力が有る場合、これを使用しないように! HMA−9500やB-2301等
A. 修理前の状況




T. 修理前点検測定

B. 原因・現状
  • 経年変化による劣化で歪みが多い。
    修理履歴あり。


C. 修理状況
  • 全電解コンデンサー交換。
    半固定VR交換。
    リード・リレー交換。
    1部抵抗。
    1部フイルムコンデンサー。
    OP-AMP交換。
    電源コードを3Pインレットに取付。
    入力RCA端子をテフロン絶縁型と交換。


D. 使用部品
  • オーディオ用電解コンデンサー          104個(ニチコン・ミューズ使用)。
    半固定VR                       4個。
    リード・リレー                      9個。
    抵抗                           2個。
    フイルムコンデンサー                12個。
    OP-AMP                        1個。
    3Pインレット FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ  1個。
    テフロン絶縁型RCA端子             12組24個。

E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費        0,000円。   オ−バ−ホ−ル修理。


S. TEAC PA−7 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る。 ストロボの反射光が写されています!
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A31. 点検中 木ケースから取出し、上から見る。 リレーや1部電解コンデンサーが交換されている。
A32. 点検中 木ケースから取出し、下から見る。 リレーや1部電解コンデンサーが交換されている。
A322. 点検中 木ケースから取出し、下から見る。 EQアンプの出力にフイルムコンデンサーが増設されている。
A33. 点検中 木ケースから取出し、下から見る。 フイルムコンデンサーが交換されている。
A41. 点検中 電源コード取り付け。
A42. 点検中 3Pインレットに交換可能。FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
A51. 点検中 PHONO_入力RCA端子。
A52. 点検中 PHONO_入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換可能。 WBT RCA端子を選択可。
A53. 点検中 PHONO_入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換可能。
A54. 点検中 TUNER、CD、AUX_入力RCA端子。
A55. 点検中 TUNER、CD、AUX_入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換可能。
A56. 点検中 TAPE_入出力RCA端子。 
A57. 点検中 TAPE_入出力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換可能。
A58. 点検中 出力RCA端子。
A59. 点検中 出力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換可能。
A61. 点検中 使用されていたRCA端子。 中心電極は上下で挟む方式。
A62. 点検中 使用されていたRCA端子。 挟み込むタイプなので、接触は2点(2線)のみ。
A63. 点検中 使用されていたRCA端子。 拡大。
A64. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A65. 点検中 WBT製RCA端子。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A66. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A71. 点検中 このAMPの重要な部品の一つ「リードリレー」は9個使用。ユーザーは下記から選択使用出来る。
  • 上=現在製造中のokita製.......手持ち12台分 denonの修理で使用中、2014-11-6現在以下同じ。
  • 中=omuron製(現在は製造中止)...手持ち4台分。
  • 下=ikuno(現在は製造中止).....手持ち2台分(大ので、2個は他の製品を使用)
T. 修理前点検測定
T1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T11. AUX_1kHz入力、R側出力電圧10V、 0.0175%歪み。
                  L側出力電圧10V、 0.0493%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T12. AUX_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0171%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.0172%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T21. MM_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0936%歪み。
     PHONO_3入力、 L側出力電圧=2V、 0.0980%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T22. MM_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.109%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.221%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T31. MC_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.138%歪み。
     PHONO_2入力、L側出力電圧=2V、 0.328%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T32. MC_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.201%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.372%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T41. MC_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.141%歪み。
     PHONO_1入力、L側出力電圧=2V、 0.323%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T42. MC_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.201%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.368%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
C. 修理状況 。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C01. 修理中 基板を全て取り除いたシャーシを上から見る。
C02. 修理中 基板を全て取り除いたシャーシを下から見る。
C11. 修理前 EQ−HEAD-AMP基板。 左=MM、中=MC、右=トランス使用MC。 上右端がMC−トランス。
C112. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板。 交換した抵抗が68倍(10Ω→680Ω)、 下が正常品。
C113. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板。 交換した抵抗が68倍(10Ω→680Ω)、 下が正常品。
C114. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板。 トルエン溶媒の接着剤。錫メッキジャンパー線が腐食している。
C115. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板。
                        トルエン溶媒の接着剤を取り去り、ジャンパー線を交換後、コートを塗布後。
C12. 修理後 EQ−HEAD-AMP基板。 電解コンデンサ−28個、リレー3個交換。
C13. 修理前 EQ−HEAD-AMP基板裏。
C132. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板裏 曲げる方向が悪く隣の銅箔に?
C133. 修理中 EQ−AMP基板裏 曲げる方向が悪く隣の銅箔に?
C14. 修理(半田補正)後 EQ−HEAD-AMP基板裏。 全ての半田をやり修す。
C15. 完成EQ−HEAD-AMP基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 EQ−AMP
C212. 修理中 EQ−AMP。 交換した抵抗が10倍(10Ω→100Ω)
C213. 修理中 EQ−AMP。 交換した抵抗が68倍(10Ω→680Ω)
C214. 修理中 EQ−AMP。 トルエン溶媒の接着剤。錫メッキジャンパー線が腐食している。
C215. 修理中 EQ−AMP。  トルエン溶媒の接着剤を取り去り、ジャンパー線を交換後、コートを塗布後。
C22. 修理後 EQ−AMP基板 電解コンデンサ−18個、リードリレー4個、半固定VR2個、抵抗6本交換。
C23. 修理前 EQ−AMP基板裏
C231. 修理中 EQ−AMP基板裏 ハンダ不良ヶ所、その1
C232. 修理中 EQ−AMP基板裏  熱を持つところは半田の劣化が早い、半田面積を増す
C323. 修理中 EQ−AMP基板裏。 曲げる方向が悪く隣の銅箔に?  
C324. 修理中 EQ−AMP基板裏。 曲げる方向が悪く隣の銅箔に?
C325. 修理中 EQ−AMP基板裏。 曲げる方向が悪く隣の銅箔に?
C326. 修理中 EQ−AMP基板裏。 意味の無い銅箔補強?
C24. 修理(半田補正)後 EQ−AMP基板裏。 全ての半田をやり修す。
C25. 完成EQ-AMP基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C31. 修理前 電源・コントロール基板
C32. 修理後 電源・コントロール基板。 電解コンデンサー23個交換。
C33. 修理前 電源・コントロール基板裏
C332. 修理中 電源・コントロール基板裏  半田面積を増す
C34. 修理(半田補正)後 電源・コントロール基板裏。 全ての半田をやり修す。
C35. 完成電源・コントロール基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C41. 修理前 電源・コントロール、リレー基板
C42. 修理後 電源・コントロール、リレー基板。 電解コンデンサー1個、リードリレー2個交換。
C43. 修理前 電源・コントロール基板、リレー基板裏
C44. 修理(半田補正)後 電源・コントロール基板 、リレー基板裏。 全ての半田をやり修す。
C45. 完成電源・コントロール基板、リレー基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 清掃中 主VRの分解
C52. 清掃前 主VRの抵抗体摺動部
C53. 清掃後 主VRの抵抗体摺動部
C61. 修理前 バッファーAMP・SWコントロール基板
C62. 修理後 バッファーAMP・SWコントロール基板。 電解コンデンサ−20個、選別フイルムコンデンサー10個、
                                    半固定VR2個交換。
C63. 修理前 バッファーAMP・SWコントロール基板裏 
C64. 修理(半田補正)後 バッファーAMP・SWコントロール基板裏。 全ての半田をやり修す。
C65. 完成バッファーAMP・SWコントロール基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C71. 修理前 バランスVR+プリセットセレクター基板
C72. 修理前 バランスVR+プリセットセレクター基板裏
C73. 修理(半田補正)後 バランスVR+プリセットセレクター基板裏。 全ての半田をやり修す。
C74. 完成バランスVR+プリセットセレクター基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C81. 修理前 NFB−AMP基板
C82. 修理後 NFB−AMP基板 電解コンデンサ−4個交換。
C83. 修理前  NFB−AMP基板裏
C84. 修理(半田補正)後  NFB−AMP基板裏。 全ての半田をやり修す。
C85. 完成NFB−AMP基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C91. バランスVR 清掃前
C92. バランスVR抵抗体 清掃前
C93. バランスVR抵抗体 清掃後
CA1. 修理前 電源基板
CA2. 修理後 電源基板 電解コンデンサー10個交換、フイルムコンデンサー2個追加。
CA3. 修理前 電源基板裏
CA31. 修理中 電源基板裏 熱を持つところは半田の劣化が早い、半田面積を増す
CA32. 修理中 電源基板裏 熱を持つところは半田の劣化が早い、半田面積を増す
CA4. 修理(半田補正)後 電源基板裏。 全ての半田をやり修す。
CA5. 完成電源基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CB1. 修理前 パネルLED表示基板
CB2. 修理前 パネルLED表示基板裏
CB3. 修理(半田補正)後 パネルLED表示基板裏。 全ての半田をやり修す。
CB4. 完成パネルLED表示基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CC1. 前パネエル清掃。 合わせパネルなので、布にクリーナーを付けて清掃
CD1. 修理前 電源ケーブル挿入部。
CD2. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける、ハンドツールなので時間がかかる。
CD3. 修理後 3Pインレット取り付け。  FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ
CD4. 修理後 3Pインレット裏の配線。
CE1. 修理前 入出力RCA端子。
CE2. 修理(交換)後 PHONO_入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換。 アース端子も交換する。
CE3. 修理(交換)後 TUNER、CD、AUX_入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換。
CE4. 修理(交換)後 TAPE_入出力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換。
CE5. 修理(交換)後 出力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換。
CF1. 交換部品 
DG1. 修理前 上から
DG2. 修理後 上から
DG3. 修理前 下から
DG4. 修理後 下から
K. 裏パネル加工・塗装。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
K11. 修理前 後パネル。
K12. 修理(塗装)後 後パネル。
K21. 修理(乾燥)中 炎天下にさらし、焼き付ける。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. AUX_50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00422%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00487%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. AUX_100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00567%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.00483%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. AUX_500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00416%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.00484%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. AUX_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00422%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00492%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. AUX_5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00496%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00537%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. AUX_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00673%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00685%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. AUX_50kHz入力、R側出力電圧=1.8V、 0.01536%歪み。
                  L側出力電圧=1.8V、 0.01411%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E18. AUX_100kHz入力、R側出力電圧=1.38V、 0.02128%歪み。
                   L側出力電圧=1.33V、 0.01839%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E21. MM_50Hz入力、 R側出力電圧=2V、 0.0390%歪み。
      PHONO_3入力、 L側出力電圧=2V、 0.0403%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM_100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0419%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.0428%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM_500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0364%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.0382%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0345%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0370%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM_5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0333%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0375%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. MM_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0342%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0375%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM_50kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0470%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0494%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E28. MM_100kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.825%歪み。
                    L側出力電圧=2V、 0.841%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E44. MC_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0305%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0355%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E45. MC_5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0363%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0370%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E46. MC_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0345%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0367%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E47. MC_50kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0523%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0538%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E48. MC_100kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.161%歪み。
                   L側出力電圧=2V、 0.167%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器による 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
F0. 下のオーディオアナライザーで自動測定
F11. 入出力特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax。
        平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F12. 歪み率特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax。
        左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F13. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最大
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax。
        平均で1V出力 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F14. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最小
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax。
        平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F15. 入出力特性測定(AUX入力) LowFilter & HighFilter ON
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax。
        平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F21. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−3
      MM入力 入力電圧=1mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F22. 入出力特性測定(MC入力)=PHONO−2
      MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F23. 入出力特性測定(MC TR入力)=PHONO−1
      MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
      高域100kHZから左右に差が出ているのは、入力トランスの特性でしょ
E5. 引き続き24時間エージング。 左はDENON PRA−2000ZR. 9台目
S. TEAC PA−7 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 コントロールアンプ PA−7
入力感度/インピーダンス Phono1 MC:60μV/10Ω、25Ω、100Ω
Phono2 MM:2.5mV/33kΩ、47kΩ、68kΩ/100pF、220pF、330pF
Tuner、Aux、Tape play:200mV/50kΩ
最大許容入力レベル(1kHz) Phono1 MC:5mV
Phono2 MM:270mV
出力レベル/インピーダンス Pre out:1V/75kΩ
Rec out:200mV/68Ω
周波数特性 Phono1 MC:20Hz〜30kHz ±0.2dB
Phono2 MM:1Hz〜30kHz ±0.2dB
Tuner、Aux、Tape play:1Hz〜100kHz +0 -0.2dB
SN比(Aカーブ) Phono1 MC:72dB(入力ショート)
Phono2 MM:90dB(入力ショート)
Tuner、Aux、Tape play:110dB(Volume min)
全高調波歪率 0.005%(20Hz〜20kHz、各入力Volume max、最大出力時)
トーンコントロール Bass:±7dB(100Hz)
Treble:±7.5dB(10kHz)
ターンオーバー周波数 340Hz/3.4kHz
サブソニックフィルター 12Hz、-18dB/oct
チャンネルセパレーション 80dB(1kHz、Volume max)
オーディオミューティング -20dB
スルーレート ±120V/μsec(イコライザーアンプ)
±300V/μsec(フラットアンプ)
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 60W
外形寸法 幅432x高さ148x奥行440mm
重量 12kg
価格 ¥180,000(1980年頃)
特色 「良質のMCカートリッジを使用してTANNOYスピーカーを品位の高い音で再生する」というテーマで、TEACとTANNOYが共同開発したArmoniaシリーズのコントロールアンプ。
当時のTANNOY社社長ノーマンJクロッカー氏により、TANNOY社製品の重要な試聴テストのシステムとして使用するという評価を得る。
2重積分サーボ回路を内蔵したDCコントロールアンプ。
MCカートリッジの使用を前提で、MCヘッドアンプの高音質化を図っています。
ヘッドホン専用アンプを内蔵。
トーンコントロールによる録音音質補正が可能。
                       pa70_
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した物です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
  Copyright(C) 2019 Amp Repair Studio All right reserved.