Sansui B−2302V. 4台目修理記録
2021/6/12持込    完成
A. 修理前の状況
  • オーバホール修理依頼。

T. 修理前点検測定
  • 各部経年劣化で、少し歪多い。

B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況

K. 裏パネル加工・塗装

D. 使用部品

  • 初段FET(電界効果トランジスター)               4個。
    バイアス・バランス半固定VR                  8個。
    電解コンデンサー                        80個 。
    フイルムコンデンサー                       8個。
    3Pインレット                          1個 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
    WBT−0702PL                      2組4個。
    スペンサー                          2本。

E. 調整・測定

F. 修理費     0,000円

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Sansui B−2302V の仕様(マニアルより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る。 重いので、ユーザ様が自宅で左右パネル+上下蓋(パネル)を外して持ち込み。
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後から見る。 入力端子郡、入力ATT。
A15. 点検中 後から見る。 R側SP接続端子。
A152. 点検中 後から見る。 R側SP接続端子。プラスチックの所に大きなヒビがある。
A153. 点検中 後から見る、R側SP接続端子。WBT−0702PL に交換可能。 
A154. 点検中 後から見る、R側SP接続端子。WBT−0702PL に交換の場合、既存の穴があり、間隔が少し狭いです。 
A16. 点検中 後から見る。 L側SP接続端子。
A162. 点検中 後から見る。 L側SP接続端子。プラスチックの所に大きなヒビがある。
A163. 点検中 後から見る、L側SP接続端子。WBT−0702PL に交換可能。
A164. 点検中 後から見る、L側SP接続端子。WBT−0702PL に交換の場合、既存の穴があり、間隔が少し狭いです。 
A17. 点検中 後から見る。 電源コード取り付け部。
A18. 点検中 後から見る、電源コード取り付け部。 3Pインレットに交換可能。FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
A19. 点検中 後左から見る
A1A. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 上下蓋、測板を外し、上から見る。 これで30Kgになる。
A32. 点検中 電源ブロック電解コンデンサーに付けたパスコン。 50V+50Vで直列接続?
  • これらの小型電解コンデンサーの製造時容量誤差は、±20%なので、最大で40%です。
    今20%の差異とすると。
    使用電圧を94Vとすると、20%多い方の電圧は94×120/(100+120)=51.2Vと成る。
    容量の少ない方に51.2Vがかかり、過電圧の為、発熱するので、液蒸発を起こし、更に容量減少する。
    すると、更に引加電圧が上がる。以上を繰り返す。
  • 但し、メーカー間で特注品は除く。 真ん中15μ/50V、右6.8μ/50Vはかなりガタイが大きい?
  • ペーパーコンデンサーやセラミックコンデンサーは過電圧に強い。
A33. 点検中 電源トランスの詰め物、焼けも無く、綺麗です。 トランスからの磁気漏れを少なくするため開口部は僅か。
A41. 点検中 SP接続リレー比較 右=付いていた接点容量7A=8Ω出力だと392W定格。
                       左=交換する接点容量10A=8Ω出力だと800W定格。
A51. 点検中 フイルムコンデンサー比較 右=付いている、短絡事故が起きた銅箔スチコン
                            左=80Vの所のみ交換する、SOSHIN(双信電機(株))のディップマイカコンデンサー。
T. 修理前点検測定 。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます
T0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
   カメラ故障で紛失?
T1. 50Hz入力、R側SP出力電圧47V=276W出力、 1.64歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 1.33%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 1.09%歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 1.20%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. 10kHz入力、R側SP出力電圧50V=312W出力、 0.58%歪み。
              L側SP出力電圧50V=312W出力、 0.64%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T4. その時のVU−LCD表示
    カメラ故障で紛失?
T5. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 シャーシを反転するので、RL終段AMPブロックを取り外し、保護の為、プチプチを巻き付けた所。
C2. 修理中 シャーシを反転した所。
C11. 修理前 R側放熱器
C112. 修理中 R側放熱器、横取り付けの電解ブロックコンデンサー、底だけの固定なので曲がっている。
C113. 修理後 R側放熱器、 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C114. 修理後 R側放熱器、反対側。 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C12. 修理前 R側放熱器裏。熱伝導を良くする為、終段TR(トランジスター)の取り付け部分は未塗装。
C13. 修理前 R側AMP基板
C132. R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C133. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C134. R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材2、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C135. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C136. R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材3、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C137. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C138. R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材4、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C139. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C14. 修理後 R側AMP基板。 初段FET(電界効果トランジスター)2個、バランス・バイアス調整用半固定VR4個、電解コンデンサー25個交換。
C15. 修理前 R側AMP基板裏
C16. 修理(半田補正)後 R側AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C17. 完成R側AMP基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C18. 修理後 基板固定スペンサー修理、経年変化で脆くり割れている。
                                  上=交換する真鍮製、 下=付いていたプラスチック製。
C19. 修理前 R側AMPブロック
C1A. 修理後 R側AMPブロック
C1B. 修理前 R側AMPブロック、 反対側。
C1C. 修理後 R側AMPブロック、 反対側。
C21. 修理前 L側放熱器
C212. 修理中 L側放熱器、横取り付けの電解ブロックコンデンサー、底だけの固定なので曲がっている。
C213. 修理後 L側放熱器、 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C214. 修理後 L側放熱器、反対側。 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C22. 修理前 L側放熱器裏。熱伝導を良くする為、終段TR(トランジスター)の取り付け部分は未塗装。
C23. 修理前 L側AMP基板
C232. L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C233. 修理後 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C234. L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材2、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C235. 修理後 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C236. L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材3、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C237. 修理後 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C238. L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材4、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C239. 修理後 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C24. 修理後 L側AMP基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR4個、電解コンデンサー25個交換。
C25. 修理前 L側AMP基板裏
C26. 修理(半田補正)後 L側AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C27. 完成L側AMP基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C28. 修理後 基板固定スペンサー修理、経年変化で脆くり割れている。
                                  上=交換する真鍮製、 下=付いていたプラスチック製。
C29. 修理前 L側AMPブロック
C2A. 修理後 L側AMPブロック
C2B. 修理前 L側AMPブロック、 反対側。
C2C. 修理後 L側AMPブロック、 反対側。
C31. 修理前 AMPブロック引きだし電源線保護。電解コンデンサーのフイルムコンデンサー。
           短絡事故を起こす、「ブチルゴム巻・銅箔スチロールコンデンサー」はセラミックコンデンサーに交換する。
                         詳しくは、こちら参照
C32. 修理後 AMPブロック引きだし電源線保護。電解コンデンサーのフイルムコンデンサー1個交換。
C41. 修理前 電源・プロテクト基板
C42. 修理後 電源・プロテクト基板 電解コンデンサー15個、電源投入リレー1個、制御リレー1個交換。
           短絡事故を起こす、「ブチルゴム巻・銅箔スチロールコンデンサー」はセラミックコンデンサーに交換する。
                         詳しくは、こちら参照
C43. 修理前 電源・プロテクト基板裏
C44. 修理(半田補正)後 電源・プロテクト基板裏。 半田を全部やり直す。
C45. 完成電源・プロテクト基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C51. 修理中 後ろパネル裏。
C52. 修理中 入力端子、入力切替SW、入力VRパネル。
C53. 修理中 入力端子、入力切替SW、入力VRパネル裏。
C54. 修理前 入力VR基板。
C55. 修理前 入力VR基板裏
C56. 修理(半田補正)後 入力VR基板裏。 半田を全部やり直す。
C57. 完成入力VR基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C58. 修理前 R側入力端子への配線
C59. 修理後 R側入力端子への配線。 しっかりとアースをる。
C5A. 修理前 L側入力端子への配線
C5B. 修理後 L側入力端子への配線。 しっかりとアースをる。
C61. 修理中 R側SP接続端子。
C62. 修理(交換)後 R側SP接続端子。
C63. 修理中 L側SP接続端子。
C64. 修理(交換)後 L側SP接続端子。
C65. 修理中 SP接続端子取付けパネル。 厚さ1mmの銅板なので、強度不足。
C66. 修理中 SP接続端子取付けパネル裏。 厚さ1mmの銅板なので、強度不足。
C67. 修理中 R側SP接続端子取付けパネル裏。 SP接続端子取付板を1.6mm厚の両面ガラスエポキシプリント基板を接着する。
C68. 修理後 R側SP接続端子取付けパネル裏。 SP接続端子取付板を1.6mm厚の両面ガラスエポキシプリント基板で補強。
C69. 修理中 L側SP接続端子取付けパネル裏。 SP接続端子取付板を1.6mm厚の両面ガラスエポキシプリント基板を接着する。
C6A. 修理後 L側SP接続端子取付けパネル裏。 SP接続端子取付板を1.6mm厚の両面ガラスエポキシプリント基板で補強。
C71. 修理前 R側SP接続リレー基板
C72. 修理後 R側SP接続リレー基板、リレ1個交換。
C73. 修理前 R側SP接続リレー基板裏
C74. 修理(半田補正)後 R側SP接続リレー基板裏。 半田を全部やり直す。
C75. 完成R側SP接続リレー基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C81. 修理前 L側SP接続リレー基板
C82. 修理後 L側SP接続リレー基板、リレ1個交換。
C83. 修理前 L側SP接続リレー基板裏
C832. 修理前 L側SP接続リレー基板裏。押されて割れた基板。
C84. 修理(半田補正)後 L側SP接続リレー基板裏。 半田を全部やり直す。
C85. 完成L側SP接続リレー基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C86. 完成 SP接続リレー基板をSP接続端子取付けパネル組み付け。
C91. 修理前 電源ケーブル取り付け部
C92. 修理中 電源ケーブル取り付けブッシュの穴が大きいので、3Pインレットの上下少し空きが出る
C93. 修理中 3Pインレット取り付け穴加工
C94. 修理後 3Pインレット取り付 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
C95. 修理(交換)後 3Pインレット裏配線。 しっかりとアースを取る。
CA1. 修理前 VUメータ。 ストロボを使用して撮影するのでLCD保護の為LCDの上に紙を置。
CA2. 完成VUメータ。 ストロボを使用して撮影するのでLCD保護の為LCDの上に紙を置。
CA3. 修理前 VUメータ裏
CA4. 完成VUメータ裏。 洗浄後防湿材を塗る。ストロボを使用して撮影するのでLCD保護の為LCDの上に紙を置。
CB1. 修理前 VUメータ基板1
CB2. 修理後 VUメータ基板1 電解コンデンサー10個交換
CB3. 修理前 VUメータ基板1裏
CB4. 修理(半田補正)後 VUメータ基板1裏。 半田を全部やり直す。
CB5. 完成VUメータ基板1裏 洗浄後防湿材を塗る
CE6. 修理前 VUメータ基板2
CE7. 修理後 VUメータ基板2 電解コンデンサー1個交換
CE8. 修理前 VUメータ基板2裏
CE9. 修理(半田補正)後 VUメータ基板2裏。 半田を全部やり直す。
CEA. 完成VUメータ基板2裏 洗浄後防湿材を塗る
CEB. 修理前 VU_LED基板
CEC. 修理前 VU_LED基板裏
CED. 修理(半田補正)後 VU_LED基板裏。 半田を全部やり直す。
CEE. 完成VU_LED基板裏 洗浄後防湿材を塗る
CF1. 修理中 VUメータランプ基板
CF2. 修理後 VUメータバックランプ。 ユーザーの要望でLED(4個×8組=32ケ)に交換。
CF3. 修理前 VUメータランプ基板裏
CF4. 修理(半田補正)後 VUメータランプ基板裏。整流回路取り付ける、LEDは残光があり平滑コンデンサーは不要。
CF5. 完成VUメータランプ基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CG1. 修理前 LCD表示切替SW基板
CG2. 修理前 LCD表示切替SW基板裏
CG3. 修理(半田補正)後 LCD表示切替SW基板裏
CG4. 完成LCD表示切替SW基板裏 洗浄後防湿材を塗る
CH1. 修理前 電源SW基板
CH2. 修理(半田補正)後 電源SW基板。 半田を全部やり直す。
CH3. 修理前 電源SW基板裏
CH32. 修理前 電源SW基板裏。ねじれが弱くヒゲが出て入る。
CH4. 修理(半田補正)後 電源SW基板裏
CH5. 完成電源SW基板裏 洗浄後防湿材を塗る
CI1. 修理前 電源電解コンデンサーに付けたパスコン。
CI2. 修理前 電源電解コンデンサーに付けた、ブチルゴム巻・銅箔スチロールコンデンサー。
CI3. 修理後 電源電解コンデンサーに付けたパスコン、さらに追加する。
CJ1. 修理後  アースポイント端子回りの配線。
CJ2. 修理後  アースポイント端子回りの配線。
CK1. 交換した部品
CL1. 修理前 上から見る
CL2. 修理後 上から見る
CL3. 修理前 下から見る
CL4. 修理後 下から見る
CL6. 修理後 後から見る
K. 裏パネル加工・塗装
K1. 修理前 後パネル。
K2. 修理(塗装)後 後パネル。
    写真紛失。
K3. 修理中 後パネル。乾燥中。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0023歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0022%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0023%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0022%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0054%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0053%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0086%歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0076%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0123%歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0133%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.023%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.024%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E7. 50kHz入力、R側SP出力電圧46V=264W出力、 0.027歪み。
              L側SP出力電圧46V=264W出力、 0.030%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E8. その時のVU−LCD表示
E9. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
EA. 引き続き24時間エージング。 右はQUADU. 7台目 QUADU. 8台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 全体を見る。
S. Sansui B−2302V の仕様(マニアルより) 
定格出力 380W+380W(6Ω負荷時,10Hz〜20kHz,両チャンネル同時動作,THD0.003%)
300W+300W(8Ω負荷時,10Hz〜20kHz,両チャンネル同時動作,THD0.003%)
ダイナミックパワー 800W(2Ω)  700W(4Ω)  600W(6Ω)
全高調波歪率 0.003%以下(定格出力時,10Hz〜20kHz,8Ω負荷)
混変調歪率 0.003%以下(定格出力時,8Ω負荷)
周波数特性 DC〜300kHz(+0,−2dB)
ダンピングファクター 250(1kHz,8Ω負荷)
S/N比 120dB以上(Aネットワーク,ショートサーキット)
スルーレイト 300V/μs
ライズタイム 0.5μs
入力感度/インピーダンス 1.4V/5kΩ(Normal,1kHz) 1.4V/10kΩ(Balanced,1kHz)
負荷インピーダンス 4〜16Ω
定格消費電力 530W(電気用品取締法による)
寸法 474W×215H×503Dmm
重量 46kg
価格 ¥740,000(1990年発売)
                       b2302-4
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