Sansui B−2301L. 3台目修理記録
在庫品、希望が有れば修理後販売                                 平成15年5月10日持込   月日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)を接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
このAMPは、DC入力しかなく、バランスの崩れたプリAMPを繋ぐと、過大入力となります
詳しくはここを参照してください


A. 修理前の状況
  • VUメーター動作しない。
    左右でレベル(出力)差あり。

B.原因
  • 終段TR(トランジスター)短絡。
    その為、電解コンデンサーの破壊。

C. 修理状況
  • 大型を除く全電解コンデンサー交換。
    VU−AMP電解コンデンサー、半固定VR交換。
    LCD−VU用LSI交換
    RL終段AMP電解コンデンサー、半固定VR、初段FET(電界効果トランジスター)交換。
    入力AMP電解コンデンサー、半固定VR。
    SP接続リレ−交換(容量1.5倍の同型新タイプ使用)。
    配線手直し、補強。

D. 使用部品
  • 電解コンデンサ−(ミューズ)               70?個。
    SP接続リレ−                          2個。
    バランス、バイアス調整用 半固定VR          12個。
    FET(電界効果トランジスター)               4個。
    OP−AMP                           2個。
    抵抗                                個。
    TR(トランジスター)                       個。

E. 調整・測定

F. 修理費(販売価格)  550,000円

S. Sansui B−2301L の仕様(マニアル・カタログより)
C. 修理状況
C11. 修理前 VUメータ基板
C12. 修理後 VUメータ基板 半固定VR2個、OP−AMP2個、電解コンデンサー12個交換
C−1C. 修理前 VUメータ基板裏
C−1C. 修理(ハンダ補正)後 VUメータ基板裏。 半田を全部やり直す。
C−2A. 修理前 SP接続端子台基板
C−2B. 修理後 SP接続端子台基板 リレー2個交換
C−2C. 修理前 SP接続端子台基板裏
C−2D. 修理(ハンダ補正)後 SP接続端子台基板裏
C−3A. 修理前 R−AMP基板
C−3B. 修理後 R−AMP基板 半固定VR4個、初段FET(電界効果トランジスター)1個、電解コンデンサー15個交換
C−3C. 修理前 R−AMP基板裏
C−3D. 修理(ハンダ補正)後 R−AMP基板裏
C−4A. 修理前 L−AMP基板
C−4B. 修理後 L−AMP基板 半固定VR4個、初段FET(電界効果トランジスター)1個、電解コンデンサー15個交換
C−4C. 修理前 L−AMP基板裏
C−4D. 修理(ハンダ補正)後 L−AMP基板裏
C−5A. 修理前 入力−AMP基板
C−5B. 修理後 入力−AMP基板 半固定VR2個、初段FET(電界効果トランジスター)2個、電解コンデンサー12個交換
C−5C. 修理前 入力−AMP基板裏
C−5D. 修理(ハンダ補正)後 入力−AMP基板裏
C−6A. 修理前  電源基板
C−6B. 修理後  電源基板 電解コンデンサー16個交換
C−6C. 修理前  電源基盤裏
C−6D. 修理後(ハンダ補正) 電源基盤裏
C−7A. 修理前 上から見る
C−7B. 修理後 上から見る
C−7C. 修理前 下から見る
C−7D. 修理後 下から見る
E.調整・測定
E−1.出力確認、調整 LEDも0dB
E−2.R側 50V=312W 歪率=0.15% 1000HZ入力
E−3.L側 50V=312W 歪率=0.15% 1000HZ入力
E−4.R側 50V=312W 歪率=0.15% 400HZ入力
E−5.L側 50V=312W 歪率=0.15% 400HZ入力
E−9.12時間エ−ジング
                    b2301l34
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