PIONEER F−500 修理記録
平成16年8月6日到着  8月14日完成
A. 修理前の状況
  • 1.音の歪(高音が濁り、音が割れる、少しエコーがかって聞こえる)
    2.チューニングのガリ これはだいぶとれました
    3.当初は、ダイヤルつまみに触れるとAFCロックが解除される機能が働きませんでした。
    4.同調メーターランプの切れ(チューニングメーターは生きてます)
    5.出力プラグのさび
    6.ダイヤルのずれ  (0.2MHzほどマイナスにずれています)
    7.音でない


B. 原因
  • 経年変化、特に電解コンデンサー劣化


C. 本体修理状況
  • RF増幅、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整。
    AM回路調整。
    半固定VR交換。
    電解コンデンサーをオーディオ用に交換。
    半田補正。
    フイルムコンデンサー交換。
    3Pインレットソケットの取付。
    RCA端子 取付。
    メータランプ交換。


D. 使用部品
  • 電解コンデンサー(ミューズ使用)             個。
    半固定VR                           11個。
    フイルムコンデンサー                    個。
    3Pインレットソケット
    RCA端子                            2個。
    メータランプ                           2個。


E. 調整・測定


F. 修理費  58,000円    「オーバーホール修理」

S. PIONEER F−500 の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況
A1A. 点検中 上から見る
A1B. 点検中 下から見る
A−2. 点検中 3Pインレットソケットの取り付け位置
A−3. 点検中 RCA端子が交換出来ないので上部に取り付ける
C. 修理状況
C1A. 修理前 基盤
C1B. 修理後 基盤
C1C. 修理前  基盤裏
C1D. 修理(半田補正)後  基盤裏
C1E. 完成基板裏 洗浄後
C2A. 修理前 FM−RF部
C2B. 修理後 FM−RF部
C2C. 修理前 FM−RF部裏
C2D. 修理(半田補正)後 FM−RF部裏
C2E. 完成 FM−RF部裏 洗浄後
C3A. 修理前 AM、FM−IF、FM−DET部
C3B. 修理後 AM、FM−IF、FM−DET部
C3C. 修理前 AM、FM−IF、FM−DET部裏
C3D. 修理(半田補正)後 AM、FM−IF、FM−DET部裏
C3E. 完成 AM、FM−IF、FM−DET部裏 洗浄後
C4A. 修理前 MPX部
C4B. 修理後 MPX部
C4C. 修理前 MPX部裏
C4D. 修理(半田補正)後 MPX部裏
C4E. 完成 MPX部裏 洗浄後
C5A. 修理中 後パネルを外してRCA端子&3Pインレットソケット位置を確定
C5B. 修理後の後パネル
C6. 修理中 ラッピングは念の為、半田を流し込む 左=未半田 右=半田処理済み
C7A. パネル清掃
C7B. パネル清掃中、数分でタバコの脂が溶け出る
C8. 交換部品
C9A. 修理前 上から
C9B. 修理後 上から
C9C. 修理前 下から
C9D. 修理後 下から
CA. 完成 
E. 調整・測定
E1. 測定・調整
E1A. AM感度測定
     見方
     下のAM信号発信器より 400HZの50%変調信号で 550KHZで50dBで出す
     これを受信し、右側オシロ=波形観測、右下=歪み率計測
E1B. AM感度測定
     下のAM信号発信器より 400HZの50%変調信号で 1400KHZで50dBで出す
     これを受信し、右側オシロ=波形観測、右下=歪み率計測
     歪みが多いのは、バーANTが電波を拾うためです
E2A. FM感度・歪み率測定
      見方
     左中のFMステレオ信号発信器より400HZのステレオ信号を左下信号発生器に送る
     左下信号発生器で82MHZ変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     右側オシロ=波形観測、右下=歪み率計測
E2B. FM感度・歪み率測定
      見方
     左中のFMステレオ信号発信器より1000HZのステレオ信号を左下信号発生器に送る
     左下信号発生器で82MHZ変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     右側オシロ=波形観測、右下=歪み率計測
E3A. RL分離測定
      見方
     左中のFMステレオ信号発信器よりR側のみ、400HZのステレオ信号を左下信号発生器に送る
     左下信号発生器で82MHZ変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     右側オシロ=波形観測、上=R信号出力 下=L信号出力
     中右=レベル計 赤=R信号出力 黒=L信号出力
E3B. RL分離測定
      見方
     左中のFMステレオ信号発信器よりL側のみ、400HZのステレオ信号を左下信号発生器に送る
     左下信号発生器で82MHZ変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     右側オシロ=波形観測、上=R信号出力 下=L信号出力
     中右=レベル計 赤=R信号出力 黒=L信号出力
E5A. RL分離測定
      見方
     左中のFMステレオ信号発信器よりL側のみ、1000HZのステレオ信号を左下信号発生器に送る
     左下信号発生器で82MHZ変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     右側オシロ=波形観測、上=R信号出力 下=L信号出力
     中右=レベル計 赤=R信号出力 黒=L信号出力
E5B. RL分離測定
      見方
     左中のFMステレオ信号発信器よりL側のみ、1000HZのステレオ信号を左下信号発生器に送る
     左下信号発生器で82MHZ変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     右側オシロ=波形観測、上=R信号出力 下=L信号出力
     中右=レベル計 赤=R信号出力 黒=L信号出力
E6. 24時間エージング。
S. PIONEER F−500 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 FM/AMチューナー F−500
FMチューナー部
受信周波数範囲 76〜90MHz
S/N比50dB感度 mono=1.8μV/16.2dBf(新IHF)
stereo=20.0μV/ 37.2dBf(新IHF)
実用感度 mono=0.95μV/10.8dBf(新IHF)
SN比(85dBf入力時) mono=90dB
stereo=85dB
高調波歪率 mono(wide)=0.03%(100Hz)、0.03%(1kHz)、0.03%(10kHz).
mono(narrow)=0.08%(1kHz).
stereo(wide)=0.04%(100Hz)、0.04%(1kHz)0.09%(10kHz).
stereo(narrow)=0.2%(1kHz)
キャプチャーレシオ wide=0.8dB
narrow=2.0dB
実効選択度 wide=40dB(400kHz)
narrow=60dB(300kHz)
ステレオセパレーション wide=60dB(1kHz)、 50dB(20Hz〜10kHz)
周波数特性 20Hz〜15kHz ±0.5dB
RF相互変調特性 97dB(2.5MHz離調)、 85dB(800kHz離調)
イメージ妨害比 120dB
IF妨害比 100dB
スプリアス妨害比 110dB
AM抑圧比 70dB
サブキャリア抑圧比 70dB
ミューティング動作レベル 4.9μV(25.0dBf)
アンテナ入力インピーダンス 300Ω平衡型、75Ω不平衡型
AMチューナー部
実用感度 300μV/m(バーアンテナ)、 15μV(外部アンテナ)
選択度 Wide=18dB
Narrow=50dB
SN比 50dB
イメージ妨害比 45dB
IF妨害比 40dB
総合
出力レベル/インピーダンス FM(100%変調)Fixed=650mV/2.2kΩ
           Variable=0mV〜1.3V/2.2kΩ
AM(30%変調)Fixed=200mV/2.2kΩ
          Variable=400mV/2.2kΩ
マルチパス出力 Vertical=130mV/10kΩ
Horizontal=400mV/10kΩ
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 22W
外形寸法 幅420×高さ98×奥行403mm
重量 6.8kg
価格 \49,800/1979年発売
                        f500-16
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