JRC NRD−515. NDH−518. 2台目修理記録
平成17年5月11日到着  6月22日完成
A. 修理前の状況
  • NDR−515は、メインの選局ダイヤルを回しますと、デジタル表示か若干不安定になったり、感度の方も落ちているのではないかと思います。NDH−518は、長期間使用しない間不覚にも乾電池を入れっぱなしで、液漏れを起こし基盤が一部腐食し故障しております。


B. 原因
  • NDR−515=FETの劣化、調整不良
  • NDH−518=銅箔切断、セラミックコンデンサー不良、集合抵抗不良

C. 修理状況
  • 修理状況
    FET全部交換
    RF/MIX/IF段感度調整
    10MHZ基準発振回路調整
    PBT回路調整df回路調整
    第2局発振回路調整
    Sメ−タ調整
    基板半田補正

D. 使用部品
  • FET                 3個
    C−MOS−IC          2個
    TTL−IC              8個

E. 調整・測定


F. 修理費     80,000円

A. 修理前の点検
A−1A. 上から見る
A−1B. 上から見る 埃一杯
A−1C. 下から見る
A−2. 修理前の感度測定 上のSGより400HZAM50%変調の信号を受信し、ライン出力をオシロで観測、信号強度=2μV
                  高い所が、少し悪いです
A−2A. 29.95MHZ
A−2B. 21.05MHZ
A−2C. 10.05MHZ
A−2D. 3.05MHZ
A−2E. 1.05MHZ この周波数のみ信号強度=6μV
A−3. NHD−518 上から見る
A−4. NHD−518 セラミックコンデンサーや集合抵抗も腐食
A−5. NHD−518 コネクターの引き出し線も腐食
A−6. NHD−518 コネクターの引き出し線2も腐食
C. 修理状況
C−1A. 修理前 NHD−518基板
C−1B. 修理中 NHD−518基板 腐食した部品を取り除き、浮いた部分を取り外す
C−1C. 修理中 NHD−518基板 動作OK
C−1D. 修理後 NHD−518基板 さび止めのため、フラックスを塗り完成
C−1E. 修理前 NHD−518基板裏
C−1F. 修理(半田補正)後 NHD−518基板裏 全半田やり直し
C−1G. 完成NHD−518基板裏 洗浄後
C−2A. 修理中 NHD−518基板へのコネクターを接点復活材で磨く
C−2B. 修理中 NHD−518パネル清掃
C−2C. NHD−518交換部品
C−3A. 修理前 NHD−518 上から見る
C−3B. 修理後 NHD−518 上から見る 空きスペースに電池を移動
C−4A. 修理前 電源基板
C−4B. 修理後 電源基板 電解コンデンサー5個交換
C−4C. 修理前 電源基板裏
C−4D. 修理(半田補正)後 電源基板裏 全半田やり直し後
C−4E. 完成電源基板裏 洗浄後
C−5A. 修理前 RX基板
C−5B. 修理中 RX基板、シールドを外した所
C−5C. 修理後 RX基板 電解コンデンサー14個、FET(電解トランジスター)3個交換
C−5D. 修理前 RX基板裏
C−5E. 修理(半田補正)後 RX基板裏
C−5F. 完成RX基板裏 洗浄後
C−6A. 修理前 シンセサイザー基板
C−6B. 修理中 シンセサイザー基板、シールドを外した所
C−6C. 修理後 シンセサイザー基板 電解コンデンサー5個交換
C−6D. 修理前 シンセサイザー基板裏
C−6D−1. 修理前 VCOの点検
C−6E. 修理中 シンセサイザー基板裏、シールドを外した所
C−6F. 修理(半田補正)後 シンセサイザー基板裏
C−6G. 完成シンセサイザー基板裏 洗浄後
C−7A. 修理前 パネル基板
C−7B. 修理後 パネル基板
C−7C. 修理前 パネル基板裏
C−7D. 修理(半田補正)後 パネル基板裏 電解コンデンサー1個交換
C−8A. 修理前 バンド切り替えSW、真っ黒!
C−8B.修理(洗浄)後  バンド切り替えSW
C−8C. 半分修理(洗浄)中のバンド切り替えSW この様に特殊な接点構成
                         次回の修理は、ダイオードマトリックスで作り事になる
C−8D. 修理(洗浄)中  反対側バンド切り替えSW
C−9A. 洗浄前 パネル
C−9B. 洗浄中のパネル
C−9C. 洗浄前 ツマミ
C−9D. パネル組み付け完成
C−AA. 修理前 上から
C−AB. 修理後 上から
C−AC. 修理前 下から
C−AD. 修理後 下から
C−B. 交換部品
E. 測定・調整
E−1. 測定・調整 上のSGより400HZAM50%変調の信号を受信し、ライン出力をオシロで観測、信号強度=2μV
E−2A. 29.95MHZ
E−2B. 21.05MHZ
E−2C. 10.05MHZ
E−2D. 7.05MHZ
E−2E. 3.05MHZ
E−2F. 1.05MHZ 信号強度=6μV
EE−1. 周波数調整
E−3. 完成 7MHZのハムバンドを受信中
回路図付きマニアルがあるので楽です。
                         515-2-1v
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2019 Amp Repair Studio All right reserved.