Anritsu RG55A. 2台目修理記録
     メモリーユニットZN331Aの修理ははこちら     平成18年12月2日到着  平成22完成
  • A. 修理前の様子
       受信できず

  • B. 原因
       RF増幅回路不良
       1st LocalOscillator(第1局発)不良
       3st LocalOscillator(第3局発)不良(CLEAR不良)
       AGC回路故障
       ZN331A TTL−IC・メモリー不良

  • C. 修理状況
       RF増幅回路=FET(電解トランジスター)交換
       1st LocalOscillator=全電解コンデンサー、FET(電解トランジスター)交換
       AGC回路=電解コンデンサー、FET 交換
       メモリー・バック・アップニッカド電池交換
       ZN331A=メモリー・バック・アップニッカド電池交換、TTL−IC交換
       LSB受信改造   水晶片在庫有ります @2000円
       スペック
        老舗の「三田電波(株)」で製作
        精度
          周波数許容偏差 25℃±5℃に於いて ±20ppm以内
          周波数温度特性 -10℃〜+60℃(25℃値の) ±20ppm以内
          絶縁抵抗 ケース端子間、DC100V 500MΩ以上
          副共振制限 -2dB以上
          経年変化 ±2ppm以内



  • D. 使用部品
       電解コンデンサー
       FET(電解トランジスター)
       ニッカド電池
       TTL−IC
       LSB受信用水晶片

  • E. 測定・調整


  • F. 上位測定機器での調整・測定


  • G. 修理費    120,0000円(ZN331Aを含む)
                     通常修理



A. 修理前の点検
A−1A. 点検中 前から見る
A−1A−1. 点検中 アルミシャーシなので腐食してネジ取れず、CRCを掛け数時間置く
A−1A−2. 点検中 後は、タップを掛けておく
A−1B. 点検中 上から見る、局発に平成10年2月故障と明記あり
A−1C. 点検中 下から見る
A−2A. 点検中 RF・AMP部
A−2B. 点検中 RF・AMP & 1stMIX部
A−2C. 点検中 1st・MIX部拡大
A−2D. 点検中 2nd・MIX部
A−3A. 点検中 1st・LocalOscillator
A−3B. 点検中 1st・Local Contro基板 
A−3C. 点検中 1st・Local Contro基板裏 
A−4A. 点検中 Main・AMP基板
A−5A. 点検中 3st Local Contro基板
A−5B. 点検中 3st Local Contro基板裏
A−6A. 点検中 Main Contro基板
A−6B. 点検中 Main Contro基板裏
A−7A. 点検中 Tune Contro基板
A−7B. 点検中 Tune Contro基板裏
C. 修理状況
C−2A. 修理前 1st LocalOscillator
C−2B. 修理後 1st LocalOscillator。 FET(電解トランジスター)6個、全電解コンデンサー交換
             後々の事を考え、電解コンデンサーを交換する。110℃をせんたくする。
C−3A. 修理前 3st LocalOscillator
C−3B. 修理後 3st LocalOscillator。 全電解コンデンサー交換、セラミックコンデンサー、バラクターダイオード追加
C−4A. 修理前 IF・AMP DET部
C−4B. 修理後 IF・AMP DET部。 FET(電解トランジスター)4個、全電解コンデンサー、抵抗2本交換、FAX水晶交換
C−5A. 修理前 1st・Local Contro基板
C−5B. 修理後  1st・Local Contro基板 FET(電解トランジスター)1個、全電解コンデンサー交換
C−6A. 修理前  3st・Local Contro基板
C−6B. 修理後  3st・Local Contro基板 FET(電解トランジスター)1個、全電解コンデンサー交換
C−7A. 修理前 メモリー・バック・アップニッカド電池 液漏れしている 
C−7B. 修理中 メモリー・バック・アップニッカド電池の液漏れで腐食した止めネジ、これを取るのは大変!!
C−7C. 修理後 メモリー・バック・アップニッカド電池
C−8. 交換部品
C−9A. 修理前 上から見る
C−9B. 修理後 上から見る
E. 測定・調整   KEN WOOD TS−940の測定は此方に有りますので比較して下さい
E−1. 測定・調整 
E−2. 周波数精度測定 10MHZのWWW受信 さすがプロ器、周波数はドンピシャリ 。下手なSSGは顔負け!
E−3A. 29MHZ感度測定 上のSSGより29.555MHZのAM50%変調の−5dBμ受信
                  本体600Ω出力を測定。 以下、周波数設定以外同じ状態で測定する
E−3B. 20MHZ感度測定 上のSSGより20.555MHZのAM50%変調の−5dBμ受信
E−3C. 15MHZ感度測定 上のSSGより15.555MHZのAM50%変調の−5dBμ受信
E−3D. 10MHZ感度測定 上のSSGより10.555MHZのAM50%変調の5dBμ受信
E−3E. 5MHZ感度測定 上のSSGより5.555MHZのAM50%変調の−5dBμ受信
E−3F. 1MHZ感度測定 上のSSGより1.555MHZのAM50%変調の−5dBμ受信
F. 上位測定機器での調整・測定   KEN WOOD TS−940の測定は此方に有りますので比較して下さい
F−1. 15MHZ感度測定 上のSSGより15.05MHZの信号1μVをCWで受信
                  BFOを1KHZに調整して、SP出力を測定
F−2. 下の波形は1KHZ
F−3. 完成、24時間エージング中 
                規制緩和のお陰で、ヘビーデュティなプロの業務から開放され、ハムの世界で余生を迎える幸せな機器
回路図があるので楽
             rg55-2-19
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