JVC TT−71. 3台目修理記録
包装はこちら参考                          平成22年9月10日到着  9月28日完成 
注意 タッチ・コントロール操作導入の為、機器のアースラインは内部回路の「+22V」に接続されています。
    よって、通電状態で、基板の部品に接触は、厳禁です! ICが劣化や不動になります。
A. 修理前の状況
  • 長年使用していたターンテーブルがついに動かなくなりました。
    修理は可能かとビクターに問い合わせましたが、部品が無いと断られました。
    Webにて修理関係を検索し、このページを見つけました。 同様製品の修理実績もありましたので、今回ぜひ修理をお願いしたいと思います。
  • 現象:
    33回転も45回転もテーブルがフラフラと回転します。
    STOPボタンで止まりますが、離すとまたフラフラ動き出します。
    使用年数:おそらく25年くらいと思います。

B. 原因

  • 経年劣化。

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換
    半固定VR交換
    モーターをオーバーホール(修理・清掃・給油)
    OP−AMP交換
    電源コード修理
    フイルムコンデンサー交換

M. モーター修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー            16個
    半固定VR                 4個
    フイルムコンデンサー          5個
    OP−AMP                1個

E. 調整・測定

F. 修理費   48,000円  オーバーホール修理

S. JVC TT−71 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る。
A12. 点検中 後から見る。
A13. 点検中 上から見る。
A21. 点検中 下から見る、 ケースは無し(ユーザの都合)。
A22. 点検中 下前から見る。
A23. 点検中 下後から見る。
A31. 点検中 タンテーブルを取り、上から見る。
A32. 点検中 タンテーブル+モータシールドを取り、上から見る。
A41. 点検中 タンテーブル、上から見る。
A42. 点検中 タンテーブルを裏側から見る。
A43. 点検中 タンテーブル裏側、メカニカルブレーキ・ライニング部。
A51. 点検中 メカニカルブレーキ・パット部。
A61. 点検中 メイン基板裏、 定電圧ダイオードが交換されている。
A62. 点検中 メイン基板裏、 心臓部のICが交換か半田補正されている。
C. 修理状況
C11. 修理前 基板
C112. 修理前 基板電解コンデンサー固定接着材、トルエンが使用してあり、銅線を犯すので、取り去る。
C113. 修理後 基板電解コンデンサー固定接着材。
C12. 修理後 基板 半固定VR4個、電解コンデンサー16個交換
C13. 修理前 基板裏
C14. 修理(半田補正)後 基板裏 全半田をやり直す
C15. 完成基板裏 不要なフラックスを取り、洗浄し、コート液を塗布する。
C21. 修理前 基板ラッピング
C22. 修理(半田補正)後 基板ラッピング、 半田を流し込む。
C23. 修理前 基板ラッピング2
C24. 修理(半田補正)後 基板ラッピング2、 半田を流し込む。
C24. 修理後 基板ラッピング3
C25. 修理(半田補正)後 基板ラッピング3、 半田を流し込む。
C26. 修理後 基板ラッピング4
C27. 修理(半田補正)後 基板ラッピング4、 半田を流し込む。
C31. 修理前 回転数表示LED基板
C32. 修理前 回転数表示LED基板裏
C33. 修理(半田補正)後 回転数表示LED基板裏
C34. 完成回転数表示LED基板裏  不要なフラックスを取り、洗浄し、コート液を塗布する。
C41. 修理中 ストロブ部点検・清掃。
C42. 修理中 操作SW部点検・清掃。
C5. 修理中 電源コードを固定する。
C6. 交換部品
C71. 修理前  上から見る
C72. 修理後  上から見る、赤いビス2本は移動時のトランス固定用。
C73. 修理前  下から見る
C74. 修理後  下から見る
M. モーター修理状況
M11. 修理中 モーター取り出す
M22. 修理中 モーターを分解する。 左=固定子巻き線、 中=回転子(アウターロータ)、 右=上押さえプレート。
M31. 修理中 回転子(アウターロータ)、上から見る。
M32. 修理中 回転子(アウターロータ)、横から見る、錆が発生している。
M33. 修理中 回転子(アウターロータ)、横から見る、CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
M34. 修理中 モーター軸、 少しキズ有り。
M35. 修理中 モーター軸、 少しキズ有り、拡大。
M41. 修理中 モーターを分解する。 左=固定子(巻き線)。
M42. 修理中 固定子の軸受け上側。
M43. 修理中 固定子の軸受け下側、さほどオイルは汚れていない。
M44. 修理中 固定子の軸受け下側、拡大。 力が加わらないのでキズ無し。
E. 調整・測定
E21. 33回転測定・調整。 下(赤色)のが100HZ基準矩形波、上(黄色)がタンテーブルの回転矩形波。
E22. 33回転測定。 その時の内蔵ストロボ表示。
E23. 33回転測定。 その時のストロボ表示。
E31. 45回転測定・調整。 下(赤色)のが135HZ基準矩形波、上(黄色)がタンテーブルの回転矩形波。
E32. 45回転測定。 その時の内蔵ストロボ表示。
E33. 45回転測定。 その時のストロボ表示。
E5. 完成。  24時間エージング、左は「Technics SP−10mkV」。 
S. JVC TT−71 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ターンテーブル TT−
駆動方式 FG検出クォーツロック・DCサーボ・ダイレクトドライブ
ワウフラッター 0.025%(WRMS)、 0.013%(回転部)
SN比 73dB(DIN-B)
起動特性 1.4sec.以内(1/2回転、33 1/3rpm時)
クイックストップ特性 1.6sec.以内(33 1/3rpm時)
オーバーシュート 2.5%以内
負荷特性 0%(針圧120g)
ドリフト 0.0001%/h、 0.00003%/℃
回転数偏差 0.002%以内
取付孔寸法 直径281mm正円形
外形寸法 幅350×高さ120×奥行350mm
重量 6.2kg
価格 42,800/1981年頃
                       tt71-31m
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2010 Amp Repair Studio All right reserved.