JVC TT−71. 2台目修理記録
包装はこちら参考                   平成19年7月23日到着  8月5日完成 
注意 タッチ・コントロール操作導入の為、機器のアースラインは内部回路の「+22V」に接続されています。
    よって、通電状態で、基板の部品に接触は、厳禁です! ICが劣化や不動になります。
  • A. 修理前の状況
       回転が「ユラグ」状態
  • AE. 仮修理での測定

  • B. 原因
       経年変化による劣化
      
  • C. 修理状況
     
  • D. 使用部品
       電解コンデンサー              16個
       半固定VR                    4個
  • E. 調整

  • F. 修理費  45,000円
  • S. JVC TT−71 の仕様(マニアル・カタログより)
AE. 仮修理での測定
AE11. 33回転測定。 上のが100HZ基準矩形波、下がタンテーブルの回転矩形波。 差が最小時。
                      上下の点線のスケール間が、仕様書規定許容値の0.5ms
AE12. 33回転測定。 上のが100HZ基準矩形波、下がタンテーブルの回転矩形波。 差が最大時。
                      上下の点線のスケール間が、仕様書規定許容値の0.5ms、十分に規格内
AE13. 33回転測定。 その時の内蔵ストロボ表示
AE21. 45回転測定。 上のが134HZ基準矩形波、下がタンテーブルの回転矩形波。 差が最小時。
                      上下の点線のスケール間が、仕様書規定許容値の0.5ms。
AE22. 45回転測定。 上のが134HZ基準矩形波、下がタンテーブルの回転矩形波。 差が最大時。
                      上下の点線のスケール間が、仕様書規定許容値の0.5ms、十分に規格内
AE23. 45回転測定。 その時の内蔵ストロボ表示
C. 修理状況 
C1. 修理中 モーターを取り出す為、カバーを取る            
C21. 修理中 モーターを分解・清掃・給油。 左=固定子、右=アウターロータ
C22. 修理中 タンテーブル軸受けのベアリング。 オイル交換する。
C31. 修理前 基板
C33. 修理後 基板 半固定VR4個、電解コンデンサー16個交換
C34. 修理前 基板裏
C35. 修理(半田補正)後 基板裏 半田をやり直す
C36. 完成基板裏 洗浄後
C41. 修理前 基板ラッピング
C42. 修理後 基板ラッピング
C43. 修理前 基板ラッピング2
C44. 修理後 基板ラッピング2
C51. 修理前  下から
C52. 修理後  下から
C6. 交換部品
E. 調整・測定
E1. 回転測定・調整。
E2. 33回転測定・調整。 上のが100HZ基準矩形波、下がタンテーブルの回転矩形波、ぶれているのがワウ(0.2ms以内)。
                   上下の点線のスケール間が、仕様書規定許容値の0.5ms。
E3. 33回転測定。 その時の内蔵ストロボ表示
E4. 45回転測定・調整。 上のが134HZ基準矩形波、下がタンテーブルの回転矩形波、ぶれているのがワウ(0.2ms以内)。
                    上下の点線のスケール間が、仕様書規定許容値の0.5ms。
E5. 45回転測定。 その時の内蔵ストロボ表示
S. JVC TT−71 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ターンテーブル TT−
駆動方式 FG検出クォーツロック・DCサーボ・ダイレクトドライブ
ワウフラッター 0.025%(WRMS)、 0.013%(回転部)
SN比 73dB(DIN-B)
起動特性 1.4sec.以内(1/2回転、33 1/3rpm時)
クイックストップ特性 1.6sec.以内(33 1/3rpm時)
オーバーシュート 2.5%以内
負荷特性 0%(針圧120g)
ドリフト 0.0001%/h、 0.00003%/℃
回転数偏差 0.002%以内
取付孔寸法 直径281mm正円形
外形寸法 幅350×高さ120×奥行350mm
重量 6.2kg
価格 42,800/1981年頃
                        tt71-2p
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